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07月25日-04号

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  1. 南島原市議会 2018-07-25
    07月25日-04号


    取得元: 南島原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-25
    平成30年  7月 定例会(第2回)第4日 7月25日(水曜日)出席議員(19名)       1番  中村哲康君    11番  小嶋光明君       2番  近藤一宇君    12番  黒岩英雄君       3番  田中次廣君    13番  中村一三君       4番  金子憲太郎君   14番  中村久幸君       5番  小林知誠君    15番  下田利春君       6番  柴田恭成君    16番  川田典秀君       7番  高木和惠君    17番  吉岡 巖君       8番  吉田幸一郎君   18番  井上末喜君       9番  隈部和久君    19番  林田久富君       10番  松永忠次君欠席議員(0名)説明のため出席した者の職氏名 市長        松本政博君    副市長       山口周一君 教育長       永田良二君    総務部長      渡部 博君 企画振興部長    伊藤幸雄君    市民生活部長    川島進一君 衛生局長      菅 三郎君    福祉保健部長    田口克哉君 農林水産部長    森崎一成君    建設部長      森永茂夫君 水道部長      金子邦彦君    教育次長      深松良蔵君 行革推進室長    栗田一政君    財政課長      米田伸也君 会計管理者     笹田 勝君    農業委員会事務局長 綾部洋一君 代表監査委員    中村良治君    監査委員事務局長  末續正司君 選挙管理委員長   水田大佑君    選挙管理委員会書記長                              苑田和良君 議会事務局出席者 局長        林  誠君 書記        森山博之君 書記        永吉共泰君第2回定例会議事日程 第4号 平成30年7月25日(水)午前10時開議日程第1 市政一般質問月日質問者質問要旨ページ7月25日高木和惠議員1松本市長の政治姿勢について1602市民の声について3監査について隈部和久議員1雨水(豪雨)対策について1772有馬商跡地活用について3市給食センターについて4学校施設及び通学路の安全対策について5外国人労働者の状況について6湯楽里について金子憲太郎議員1野田浜について1922温水プールについて3世界遺産について4働き方改革法案について5投票率の向上策について6行財政計画について7TPPについて井上末喜議員1犯罪被害者支援について2062原城入口の駐車場施設について3大雨対策について松永忠次議員1島鉄跡地の利活用について2152有家運動公園のトイレ等の整備を3少子化対策について     午前10時00分 開議 ○議長(林田久富君)  おはようございます。 ただいまの出席議員数は19名であります。定足数に達しておりますので、これより議事日程第4号により、本日の会議を開きます。 日程第1、市政一般質問を行います。 まず、7番、高木和惠議員の質問を許します。 なお、代表監査委員に対する質疑の通告があっておりますので、中村良治代表監査委員に出席をいただいております。7番、高木和惠議員。 ◆7番(高木和惠君) (登壇) 皆さん、おはようございます。本日1番目の質問者、7番、偏西風、高木和惠です。一問一答方式を選択いたします。 質問に入る前に、先月、6月10日、実施されました市長及び市議会議員の同時選挙において、松本市長は2期目市長として当選されました。おめでとうございます。 また、私ごとですけれども、厳しい選挙戦でした。女性の1議席を守ることができましたが、言いかえれば、住民の方々から守っていただいたと確信しています。この場をお借りいたしまして、心から感謝を申し上げ、お礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。初心を忘れることなく、是々非々で、これまで以上に市政運営に目を光らせてまいります。 今定例会から、議長からも発表がありましたけれども、FMひまわり、FMしまばら、ラジオで放送があっているということで、早速、住民の皆様から、楽しかったとか聞いたとか、関心が寄せられましたので、今定例会は初めてですが、これが浸透していけば、市政に関心をお寄せいただくということになると思って、私もうれしく思っております。これまで以上に市政に関心を持っていただきたいと思います。 それから、住民の皆様方には、毎日猛暑日が続いております。熱中症には十分な配慮をお願いしたいと思っております。 それでは、質問に入ります。 市長の所信表明についてですが、市長の所信表明についての原稿は、今まで一般質問通告前に議会に配布するようになっていたと思うんですが、これが守られないまま通告を出さなければならなかったということについて、市長のお考えをお尋ねしたいと思います。 ○議長(林田久富君)  これより答弁を求めます。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) おはようございます。 高木議員のご質問にお答えをいたします。 今の件につきましては、先ほどお話がございましたように、市長、また議員の同時選挙ということで、6月に選挙があったわけであります。そういうことで、この議会の前に間に合わなかったという、そういうことがございました。そして、大変遅れたことを申し訳なく思っております。(降壇) ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  じゃ、所信表明を聞いて、特定なものならともかく、選挙の時に多くの皆様に配られたことが所信表明の内容だったので、余計に、いつごろまでにでき上がったのかなと思うんですが、じゃ間に合わなかったということですが、いつごろでき上がったんですか。 ○議長(林田久富君)  渡部総務部長。 ◎総務部長(渡部博君)  素案ができ上がった日に議会のほうにお話をいたしまして、送付をさせていただいたところでございます。以上です。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  今のはちょっとおかしいですよね。私も何度となく、4年前は出たのに、何で今回出ないのかと。それでも私は所信を問うという通告をいたしました。 そして、議運に私も参加したんですが、そこでも通告している人は聞いてもいいと、事前にね。市長には中身までは言えないと、聞いていないので。それでも通告した人は、所信表明ということから逸脱しなくて、その内容にとどめればいいということで許可をもらったんです。その後に、議会事務局から連絡があって、送付されるそうですということだったんですよ。だから、いつできたのかなと思ったんですが、もうできていたんですか。いつできたんですか、時期的に。 ○議長(林田久富君)  渡部総務部長。 ◎総務部長(渡部博君)  素案ができ上がりましたのは、議会運営委員会が終わった後でございます。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  市長は、選挙がありましたと言うけれども、いつでもこれは選挙があった後の所信表明なんです。この所信表明というのはどういうことと市長は考えていらっしゃるんですか。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  所信表明、この4年間、今後の任期を通じて、私の思いをしっかりと皆さん方にお伝えをして、そして、こういう方向で行きたいというふうなことをお示しする、そういうことだというふうに私は認識をいたしているところであります。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  そうなんですよ。 私の立場から言わせてもらえば、一番最後の任期が終わる第1回定例会、30年。その時には、市長はとにかく再出馬するということは分かったんですけれども、何を目指しているのか、2期目に何を持ってくるのかとかいうことについては、全く私たちは分かりませんでした。 後で申しますけど、島鉄の問題にしてでも、最終日にちょっと説明があったと。だから、何をされるのかなというのは思っておりました。 私ごとですけれども、市長の事務所開きとか、挑戦者の事務所開きという案内をもらいましたので、2人の方がどういうことを目指して選挙されるのかなということで、両方に私行ったんですが、そこでも市長は、このようなものはお配りされていたんですが、こういうことを、島鉄の問題とか保育料の無償化とか、そういうのもあまり口になくて、ただ私の記憶では、4年前は推薦していただけなかったけれども今回推薦していただいた、多くの人から推薦状をいただいたというのが私の4年間の実績、私がやってきたことが認められたというような発言は耳についています。 しかし、所信表明の中身を聞いてみますと、多くの皆さんに出された市民の、私も後でゆっくり読みましたけども、市民の皆様とのお約束と、これが施政方針の中身だということだったので、そうであれば、本来ならば選挙戦の時に聞けるかなと思っていたんです、4年前はそういうのがあったので。候補者の人たちの何をやるんだということが選挙のあれになるだろうと思って待っていたんですが、それもあんまりなかった。 そして、6月3日からもう選挙すると、私たちも自分のことで精いっぱいだったのでなかなか聞けなかったんです。そういうことで、所信表明の原稿をいただけるかなと思ったらもらえなかったと。通告した後に出たということ。しかし、質問してもいいということなので質問させていただきます。 そしたら、所信表明の中で、私が2番目に通告しております、市民の皆様との約束の説明を求めますと。そこで中身については伺いますが、この5つの課題にないのが、この所信表明の中に行財政改革というのがあります。なかなか市長は人がよくて、はっきり物をなかなか言われない性格だなと思っていたんです。市長、とにかく決断をお願いしますということをずっと言ってきたんですが、今回は、本当にたくさんの市民が今まで望んでいる事柄に対して決断をされて、市民との約束ということですので、今まで10人の方が質問をされて、私も聞いておりましたので、そのことはそのこととして、行財政改革についてお尋ねします。 これは、吉田幸一郎議員の質問を聞いておって、まさに私も同じ考え方なんです。その中で一つ、人件費削減、それとか職員の適正化、その辺にちょっと絞ってお尋ねしたいんですが、質問の中で、近隣市の職員数とうちの職員数の違い、それに対して説明がありました、財政課長から。安易に喜んでおられんからということで、厳しいのでいろいろ精査していきますということでした。当然のことと思います。 市長が発言をされたことについて再度お尋ねしたいんですが、市長は職員数の削減に対しては市長なりの考えであったと思うんですが、その考えをもう一度お尋ねしたいと思います。 ○議長(林田久富君)  松本市長。
    ◎市長(松本政博君)  昨日から担当からもやりとりをさせていただいておりますが、これまでの経緯を含めて考えた時に、計画的な職員の数をお示ししたと思っているんですが、平成38年度に、今の計画でいけば445人というふうなことで、それに向けて現在進めているというふうなことであります。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  いや、市長は、8カ町は一線にあって、長い合併をしているというようなことで、よそと一概に人数では考えられないんじゃないかというようなことを発言されましたよね。それをもう一度お尋ねしたいと思う。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  それは、昨日、一昨日でしたか、どなたかの質問に対して申し上げたと思うんですが、同じ人口規模であっても、どういう地理的条件があるのか、そういうふうなことも、そしてまた、合併前のもとのまちの数がどうなのか、いろんなやっぱりそういうふうなことを踏まえて考えれば、それぞれのまちに合ったというか、職員数というのはおのずと違ってくるのかなと、違わなければならないというか、違ってくるのかなというふうな思いがあります。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  今のような答弁は、職員数の適正化ということを質問すれば、今までの首長はほとんどそういう答弁だったんです。なぜかというたら、職員が作った答弁書を読んでいるから、同じ内容の答弁です。 そこで私なりに考えました。市長は、人数によって住民サービスを行うということを頭で考えられていますけれども、私は職員数が果たして住民サービスになるのかなと思うんです。なぜかというと、やはり職員の資質の問題、職員が3人分ば1人でやれる職員もおると思うんです。反対に、1人でできるのを2人でするような職員になっているかもしれません、そういう形で。 そして財政課長が行財政改革だったかな、合併の時にとおっしゃいました。本当に恥ずかしい話なんですが、合併時に職員を駆け込み採用されたんです。これは8カ町の中で西有家もたたかれました。今まで用務員だったのを正規の職員に駆け込みで。そういうことで批判はあったんです。だから、合併の時にそういうことをされたので、適正な職員数というのを把握しなけりゃならない。 県のほうから来ていた貞方理事は、南島原市の場合は、職員が300名を切らなければ難しいですよと言われていたんですよ。六百六十何名から626でスタートしたんですけれども。 その市長の考え方は、合併の形が違うとかおっしゃるんですが、そうじゃなくて、私なりに提案をさせてもらえば、若者の流出を避けたいと思うんであれば、職員を若者に切り替えてもらいたい。今の職員から手を挙げてもろうて、そして再任用のほうに回ってもらいたい。今、再任用は幾らですか、給料は。言うてもらえますか。 ○議長(林田久富君)  渡部総務部長。 ◎総務部長(渡部博君)  お時間をください。今、手元に持ってきておりません。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  私は確認をしたかったんですが、再任用は21万4,800円と聞いたんです。それが違えば教えてください。私は21万4,800円と聞きました。 嘱託職員になったら、それは嘱託職員の給与に替わるんですが。だから若い者を出したくなければ、公務員、若者の採用をたくさんしていただいて結構です。給料は安いんですから、初任給は安いと。そして、どっちみち、もう今から先、退職者はほとんど再任用に回るということですね。だから、再任用が今までのためになる勉強した部署におれないと。権限のないところに行かなけりゃならないというような風潮を聞いているんですけれども。 もう少し、市長、合併の時に言われておりますよ、金子知事から。合併しろしろと言うたのは金子知事だったんですが。人件費が一番大きいんです。33億の市税の中で人件費は46億と言われているんです。だから、そういう中で、職員と相談をして、とにかくどうしようかと。職員を今以上にされているところもあると聞いていますので、職員数は何人でもいいんです。ただ、人件費をある一定の人件費に守ってもらって、そして、職員数が多ければ給料を下げなけりゃならないと。これは金子知事からずっと言われていましたよね。職員を切りたくなければ給与は下げなさいと。それがまさに行財政問題なんですよ。 まさに、正規の職員数以外に嘱託職員、委託職員とかたくさんおりますよね。全ての人件費は今幾らなんですか。財政課長にお尋ねします。 ○議長(林田久富君)  山口副市長。 ◎副市長(山口周一君)  私が手元に持っていますので、これ、私のは28年度の人件費です。43億7,500万ということになっております。(「43億」という高木議員の発言あり)43億、(「人件費だけですよ」という高木議員の発言あり)人件費だけで43億7,500万。すみません、桁を間違えました。4億3,750万です。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  約4億3,000万円が人件費、市役所の職員以外に嘱託職員、委託職員、いろんなところに金を出す、4億ですね。 税収って、市税のほうですけれども、自主財源ですけれども、これは伸びていますか。 ○議長(林田久富君)  米田財政課長。 ◎財政課長(米田伸也君)  28年度の決算で申し上げますと36億です。27年度より1億程度増えていますというところでございます。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  もう一度、財政課長、答えられなければ結構ですけれども、補助金のお金、27年のは私もらったんですが、約16億円ぐらい補助金の総額があったんですけれども、これは市民にも配りました。びっくりされる声が届いておりますけれども。 分からんなら分からんでよか、後でよか。 ○議長(林田久富君)  渡部総務部長。 ◎総務部長(渡部博君)  29年度、まだ決算終わっておりませんけれども、14億8,100万程度です。(「12億」という高木議員の発言あり)14億8,100万、全ての補助金です。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  この補助金についても、皆さんも国とか県から補助金をもらいますよね。国から、県から補助金をもらって、その事業をしなかったとかというた時にはどのようにされていますか。 市民生活部長に聞いてみますか。数字じゃなかけんよかでしょ、考え方だから。 ○議長(林田久富君)  川島市民生活部長。 ◎市民生活部長(川島進一君)  事業ができなかった場合ということですけれども、この場合については、当然清算をするということになると思います。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  だから、私はとにかく、あればこればしようという事業は、市長ができるという確信でされるんであれば、どうぞやってみてくださいと言いたいんですが、それにはやっぱり財源が要るんだろうと思うんです。だから、出るところばかりじゃなくて、やはり節約するところ、見直すところを言ってもらえば、私たちもほっとするんです。 補助金、あなたたちは返しますよね。あなたたちが出している今の、29年の補助金の14億、これを出して返ってくるところはどのくらいありますか。使わなかったとか、事業をしなかったとか。 ○議長(林田久富君)  渡部総務部長。 ◎総務部長(渡部博君)  返ってくる部分が何団体あったのかというのは、ちょっとすみません、承知しておりません。 ただ、この14億8,100万というのは実績でございまして、もうご承知のとおり、最初は概算でお上げして、最後は精算をするという形になっておりますので、概算イコール精算の場合もあろうかと思いますし、当然、お返しいただく場合もあろうと思っております。 それともう一点でございます。先ほどお尋ねの件でございます。お待たせをして申し訳ございません。議員おっしゃるとおり、21万4,800円でございます。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  ありがとうございました。 何かずっと聞いておりますと、補助金があればするということで、補助金が事業費になっているんですね。 これは、また後で私はずっと言っていきたいと思うんですが、補助金を返さなくていいと思っておるというのが、本当にそう思うんです。だから、14億出した補助金が、その団体が本当に使い切っておればいいんです。大体補助金だから、事業費の中に足りない分をもらうんだから、本来は使い切るんですけれども、そのようになっていないという確信を私は持っておりますので、使い切ってなければ返してもらうような工夫、そういうのを認識させてもらいたい。 あなたたちは、国・県に返さなければ大変なことになるでしょう。そういう認識を市民にも与えてもらいたい。そういうことも入れながら、市民に望む事業をやってもらいたい。私はそう考えております。 一応、こればかりじゃいけませんので、もう一つ、職員の適正化というか職員の職場、どういうのが合っていますかということの中で、私は前々から思っていたんですが、休みがちの職員がおるということも聞いておりますけれども、何人ぐらいおられるのか、長期な病気なのかということと、メール便という、そういうのをされている人は大学卒と聞いているんですけれども、本当にその人は大学卒なのか。それを大学卒の人にさせなければならないような仕事の内容なのかということをお尋ねしたいと思います。 ○議長(林田久富君)  渡部総務部長。 ◎総務部長(渡部博君)  実際、病気で休んでいる職員、休職をしている職員もいるのは事実でございます。 それと、後段の部分でございますが、今おっしゃった部分は、そういうふうな状況でございます。詳細については、プライバシーの問題もございますので、学歴等についてはなかなかお答えにくい部分もございますので、ご了解をいただきたいと思います。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  市長に再度お尋ねします。メール便って知っていますか。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  はい、分かります。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  どのような仕事か説明してもらえますか、市民の方がラジオで聞いておられますので。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  本所、支所、これ間のいろんな書類をやりとりする部分があるわけですが、これを配送といいましょうか、届け、あるいは持ち帰る、そういうふうな仕事をしていただいております。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  ちょっと分かりづらいので私のほうから補足いたしますが、加津佐から深江までの、ファスナーがある大きい袋があるんですが、8カ町にそれを届けるんです。2回往復するということで、百八十何キロやったかな。本人さんはいつも私と顔を合わせると、まだ替わりません、まだ替わりませんということで、本人は、もうそこは、総務部長、何年ですか、あの方は。 ○議長(林田久富君)  渡部総務部長。 ◎総務部長(渡部博君)  平成23年4月からというふうに記憶しております。ですから丸7年たっていますね。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  7年だそうです。いつやったか、同じ部署に5年おったら替えようというような声があったんですが、その方は、毎回私に、今回もまた替わりませんでしたとこうおっしゃるんですけれども、おたくはどこに行きたいのですかと言ったら、生涯学習課とかいろいろ、本人さんは意欲があるんですよ。それが、どうもおたくたちには迷惑のように聞こえるんですけれども。あそこを本当に職員、簡単と私は思いますよ。20万ももらえばそれは喜んでする若者はおると思うんですが、どのぐらいその人がもらっているかまでは聞きません。あそこをやっぱり市長、もう7年間、同じ職、大卒の人をそこにはまらせているというのは、どうお考えですか。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  職員はそれぞれ異動したりしていくわけでありますが、それぞれの向き向きで、やはり配置というのは考えていくわけであります。 ご本人が高木議員に折々いろんな思いを届けられるというふうなことということで、今聞いているわけでありますが、23年から今まで、その場所でしっかりと役目を果たしていただいているという認識で私はおりますので、年限の問題につきましては、少し長いなというふうな思いをするところではあります。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  勘違いしないように。7年じゃろうが8年であろうが、職員はそこを満足すれば替わりたいと言わないんです。 ただ、替わりたい替わりたいという要望を、今回もだめでした、今回もだめでしたと。最初、私も5年したら多分替えるよと、そういう声があるからと言っていたんです。それから、だから私も少し変えて、また替わらんやったとねと言いながら、言える時に言ってあげますよねということを言っています。 厳しいことを私も知っているんです。いろいろ聞いていますけれども、その辺もやっぱりクリアして、人事はあなたの権限ですからお任せしますけれども、決断です、あなたの決断。職員からいろいろ知恵ももらってもいいけれども、少しはやっぱり本人のことも考えていただきたい。そうお願いします。 次、進みます。 所信を問うということについては、これにも続きます。2番目、松本市長が市民に約束したこと5カ条について説明を求めますということですが、なかなか時間が厳しいので、今までの質問を聞いておりましたので、私なりに関心があるところをお尋ねします。 まず最初、「仕事を生み出す!」。これ、4つあがっていますけれども、農地の圃場整備、これはもう圃場整備はやっておると思います。 素麺のさらなる海外輸出ということ。海外輸出は誰が努力するんですか。市長にお尋ねします。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  これは、これまでも県も一緒になってしているわけであります。もちろん業界の方、それから市役所も係わってしております。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  私はびっくりしたんです。フランスに出向いていって、百貨店に置いてもらうと、フランスに。県のほうに300万の補助金を出したと。いつから県に、素麺のことについて市がお金を出すようになったのだろうかと。今まで、県のほうから支援をもらって素麺事業をやっていたんです。それなのに、職員も行く、誰でも彼でもたくさん行くと。たった置いてもらうだけでしょう。置いてもらって、どのくらい注文が来ましたか。 市長は知らっさんとやろか。言うて言うて、市長が言うて。ざっとよかけん。 ○議長(林田久富君)  時間がかかりますか。(「ざっとよかいよ、市長によか」という高木議員の発言あり) 暫時休憩します。     午前10時32分 休憩     午前10時33分 再開 ○議長(林田久富君)  休憩を解きます。 伊藤企画振興部長。 ◎企画振興部長(伊藤幸雄君)  申し訳ございません。 海外への輸出実績でございますが、これヨーロッパ関係、そちらについては、実績として1.7トン、約50万程度の輸出でございます。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  50万輸出して、経費はどっち持ちですか。送料とか集金とか、どのようにしてされるんですか。経費もかかるやろ。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  経費は、私、今ここに持っておりませんけれども、金をかけて、ただそれだけやというふうなニュアンスのご質問でございますけれども、ここの素麺産地として、どうやって今後、よりこの素麺産業を落ち込まないように、さらに伸ばしていけるようにしていくために海外も、国内はもちろんでありますけれども、海外も視野に入れて、県と一緒になって進めているというふうな状況であります。 フランス、ヨーロッパばかりではございませんで、中国であるとか東南アジアであるとか、そういう所に向けても、現在、対象として進めているという状況であります。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  私は、そういうことをするなと言っていないんですが、1個団体、業者も行く、市役所からも職員が行く、ひまわり観光協会団体も行ったというふうなことで、県からも行くと、何しに行きよらすとやろうかとすぐ思うのが観光じゃろかと思いました。 そういうことじゃなくて、私が今危機を感じているのは、素麺屋さんが、私これ本当かどうか実際は聞いていないんですが、粉が値上がりしたと、粉が1袋から何か500円上がったとかてね。そしたら、500円も上がったて本当やろうかと思っているんですが、企画が知っておれば訂正してください、うそだったら。 じゃ材料が上がった。そしたら製品も上がったんですかと私はすぐ製品の心配するんです、売りにくいから。そしたら、売値は上がっておらんと。そしたら利潤が少なくなりますよねと言っているんですよ、儲からんと。儲からんとに朝早うからこの暑いさなか、売り先ばかり見つけて、商品の注文がきても、作ってん作ってん、赤字とか利益がないとなれば意欲が湧きません。今の市長の答弁、ちょっと間違っていると私は思うんです。いやまだよかです。 そういう自分たちのすることばかりしてアピールされるのが多々ありますけれども、受け止めること。業者もいいところはいいんです。でも、中には本当に厳しいと、材料が上がれば。そのようなところをどうお考えですか。利潤が上がるようにしてもらえばいいんですよ。そげんせんば後継者はできません。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  まず、もちろん商売をするには利潤を上げていかなければ成り立っていきません。そういうことで、業界の皆さん方も一生懸命なっていらっしゃるわけでありますが、先ほどの観光とか、そういうふうな向きの話をされましたけれども、ここから行く職員、あるいはこの地から行っていらっしゃる業界の皆さん方、現場に行って一生懸命(「知っとる、分かっとる」という高木議員の発言あり)素麺を皆さんの口に入れるために宣伝をしたり、そこで実演をしたり、そういうふうなことで頑張っていらっしゃるわけです。 そういうふうなことで、今のようなご発言をいただくと、市民の皆さん方も、いやそれは何だと、端的にやっぱり思われる方もいらっしゃると思うんです。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  市長、すぐそこをかばうんですね。それが現状なんです。まだこっちで売れるのに、給食にも出ていなかったのが、今回市長のおかげかどうか、七夕の時に素麺うまかうまかと、今までなかったんですよ。だから、まだ国内で、同時にやってもいいけれども、そっちを優先して何回も県に300万補助金を出してフランスに行ったと見た時に、私は思ったけん。私だけではありませんよ。そのようなことを心配することは率先して市長はおっしゃるんですけれども。それはいいですよ。本当にどれだけの人が、私が言うたことで腹立たれて、文句があれば言ってみてもらいたいと思うんですが。そこまで行かんでもまだ、フランスに行けば幾らかかるんですか、旅費も。私、そういうことまで考えて言っているんですよ。それはいい。もう23分ですので。(発言する者あり) どうぞどうぞ、はい、短かめにね。 ○議長(林田久富君)  ここで市長の答弁をもらいたいと思います。 ◎市長(松本政博君)  単純に、ここから県に金を出してやったということじゃなくて、県も長崎県のそういう素麺、そういうものの振興のために県商工会一緒になって、そして、ここの市ばかりでなくて、ほかの所も含めたところで一緒になって参加をして、何とかして麺の販売を海外にも向けて、そしてまた、業界を伸ばしていこうというところであります。そういうふうなところで、ここも金も出して一緒に行かせてもらってしたということではあるわけです。 それで、全国に、国内でもちろん麺を食べてもらう宣伝をしてというふうな努力は市としても今後もしっかりとしていかなければなりませんし、現在も十分と言えないまでも、それに向けて努力はしているというところをやっぱり認めてほしいというのはあります。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  言えば、私もどれだけでも言いかえることはできるんです。今まで素麺は、有家、西有家ということで、相当取り組んできて、県からも補助金をもらって、そして事業もして雇用創出と、何千万も金をもらって助けてもろうた。そういうことを知っているから、いつの間に市から300万も出して、業界も行ったと。その注文がどこに行くのか。誰の懐に反映したら誰が喜んでいるのかと。そしたら末端まで知っているんですか。フランスまで行って、遊ばずに一生懸命素麺業界のために働いてきたということを全素麺屋さんたちが知っていますか。 あなたたちが振興会連絡協議会に金を出していますよね、やめろやめろと言っているのに。それなのに110万ずつ。これを昔は一つだったのが二つになって110万ずつやっているんです。それも誰も知っておらん。やっているんですよと言うても知らんと。個々に一生懸命頑張っているんですよ。だから補助金のやり方を考えてくださいと。 それだけ金ば使って一生懸命しよるんであれば、個々の金はもう少し辛抱してください、補助金。今度、素麺業界の人が商工会のトップになられておりますので、本当に頑張っていかれると私は信じておりますので。やれるところをやってほしい。素麺は、もう本当に頑張って、世界にも通じておると思います。 こればかりじゃ、もう19分になりました。当然やっていけません。 主なことを聞かせてもらいます。 地域商社も聞きたかったんですが、今定例会に補助金が出ているということなので、九州電力、ここに入ってということ、これは私相当関心を持っておりますので、後で聞きます。 ずっといきよったら、保育料の無償化。これも2億円あればできるので、多分、すぐやってください。2億円あればできます。 福祉医療費の高校生800万、たかが800万です。これもすぐ実行してください。 学校跡地を活用したこども天国、これはどこから声が上がったんですか。こども天国てこういうのをしてくださいというの。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  こども天国というかこどもの国、私はこどもの国という表現でいたしておりますが、これについては、休みになっても露天というか、そういう所ではなかなか子供をゆっくり遊ばせることはできない。いろんなやっぱりそういう声も、実際私も考えているところでありますが、(「一緒なら一緒でいいですよ」という高木議員の発言あり)そういう声を聞く中で、(「同僚議員と一緒なら一緒でよか、もうほかになかなら、一緒」という高木議員の発言あり)私、発言をさせてよろしいでしょうか。(「ほかの人に言うとっとと一緒ならもう一緒でいいですよ」という高木議員の発言あり) それは、これまで申し上げましたこどもの国に対する考え方は、何人かの議員のご質問に答えたとおりであります。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  これも、それは市長の考えだから、人それぞれの考えがありますので、これも尊重はいたしますけれども、これ以上に、お金がこれだけのことをするのにどのくらいかかるか分かりませんけれども、これに係るお金があれば、今、非常に子供、放課後子供児童クラブ、そのような時に、もう今、親も、女もほとんど働いています、母親も父親も。そしたら、クラブ活動はクラブ活動、放課後児童クラブといいますか、小学校、中学校、中学校は先生も引率されますけれども、小学校の場合は送り迎えとかいろんな問題で、昔とやっぱり変わってきて、お互い働いているということで、負担が多いそうです。だから、その辺のところで、子供が習いたくても、入りたくても入れられないと、親の考え方で。 その辺をもう少しお金を出してか、そこに突っ込んで、それはまあ教育委員会かもしれませんね。そういうところの解消をしていただければ、保護者は本当に助かると思うんです。相当今苦しんでいますよ、母親も。子供たちにそうさせたい、スポーツをさせたいけれどもなかなかできないという事情があるそうなんです。ここでとどめておきます。 あと島鉄の問題です。島鉄の跡地の問題は3番に上げておりますけれども、松本市長は3月20日の最終日の全協の中で、島鉄のことを説明されましたが、その時も今と同様に、今以下だったんですよ。今はサイクリングロードとか排水路整備とかあがっていますけれども、その時は全くないと、何も計画がないということだった。いろいろ議員からも出ましたが、なかなかためになる話じゃなかったので、私、そこで質問したんですけれども、そこをもう一回質問します。 島鉄跡地をもらったのはいつなのか。ちゃんとあの時に契約ということで、条件があったように聞いたんです。それと、せっかくもらったんだから売却はしないと決めているのか、それとも申し出があって、やむを得ずそっちのほうがいいだろうという形で、買い手があれば売るという考え方もあるのかどうか、その辺をお尋ねします。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  これは、市に譲渡を受けたのは3月末、31日であります。それから、場合によっては売る考えがあるのかということでありますが、今、これは一体的活用と、市の活用ということで、売る検討というか考えというのは、これは現在まだありません。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  ありません。 あの時に、契約とある理由の中には、更地にしてもらうんだということを言われておったと思うんですが、島鉄の跡地には看板が立っています。そういう看板に対しては撤去してもらったり、納得いかないこともあるんで、ちゃんと決まってからということで、括弧して契約と書いてあったと思うんですけれども、その辺のところは、もう完璧に市の持ち物となったのかどうか。 ○議長(林田久富君)  渡部総務部長。 ◎総務部長(渡部博君)  今、市がいただいた分については、全て市の部分になっているところでございます。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  いただいた所はということは、三十何キロの所に他人名義のがあると、その登記の所、中村議員がおっしゃっていましたけれども、そこを省けばもらったということですかね。 ○議長(林田久富君)  渡部総務部長。 ◎総務部長(渡部博君)  登記はあと4カ所、他人名義のといいますか、「私」の名義の分はまだですが、今からずっと追いかけて行かんばいかんとですけれども、あと4カ所残っております。 それと、あと看板等については、いただいた部分については市のものでございます。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  それともう一つ、まだ3月31日にもらうようになっているのに、既に骨格予算の中に草刈りの1,000万の予算が計上されていましたけれども、どこの草を刈られたのか。それにもう手はつけられているんですか、1,000万のお金に。 ○議長(林田久富君)  渡部総務部長。 ◎総務部長(渡部博君)  まだ手はつけているところではございません。今、現場といいますか確認をしているところでございますが、早急に対応しなければいけないところも出ておりまして、作業員のほうを雇用いたしまして、草刈り等を行うような場所も出てきているところでございます。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  この島鉄だけは早目に結論を出さなければ、固定資産税も入ってこない、負の財産を私たちはもらっているんです。 これ、一番最初に、今サイクリングロードとか排水路工事に質問が殺到していますけれども、これ、一番最初に市長が言ったのは、もらえばどがんかなると、もろとけば。もろとけばどがんかなるということだったんですよ。サイクリングロードも、これはあり方検討委員会で検討して、莫大な費用がかかるからというて没だったんですよ。 何か市長の答弁を聞いておけば、サイクリングロードとか自転車とか何か歩行者がとかとおっしゃるんですね。これ、もらう時に検討してもらうべきであって、私は、まず最初に、加津佐の端っこ、あそこに何か計画を持っておったと。それには島鉄を一部借用できないと、一体的にもらわんばどうもならんということで、私はもらわれたんかなと思っていたんですね。 こう言うと、すぐ市長は、何か加津佐のためにもろたごて言われたというけれども、加津佐のためにもらっても結構なんです。あそこ端ですから。合併して端の所もそれは優遇をしてもらわんばならんし。それはいいんです。その加津佐のことは全く出てきていませんけれども、加津佐のバンガローももらえなかったのをもらうようになったんですよね。その辺のところを短かめにお尋ねします。 あそこはもう何もしないんですか、加津佐の所は。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  何もしないということはどういう。(「計画、計画」という高木議員の発言あり)何の計画ですか。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  分かりました。もうお尋ねしません。 もう一つ、サイクリングロードにするとなったら、私が一番心配するのは宮ノ下の、うちの前も線路があります。うちの前に家があるんですが、玄関は他人が入らないようにするんですが、裏はもう野放しなんです。どこからでも入れるようになっているんです。 大体、線路自体は入ることはならないんですよ、あそこは列車が行くから。だから安心して不用心なんです。そこを道路並みに使うとなったら、夜中中人が通るんですよね。どのくらい金がかかるかというても、多分分かりませんとおっしゃると思うんですが。そういう心配は、私たちが言わなければあなたたちは分からんと思う。 家がなければいいんですよ。そして草ば切っても、なんばしてでも、家の中に、その草ば刈ると言わしたけれども、どこをどう刈られるか知らんけれども。水道管をいけた、いけたために利用価値がなくなったんです。もう歩くしかないんですよ、水道管をいけたために、上はね。 そういうことで、私の考えを言っておきます。そちらの考えは決まってからで結構です。詳しく決まってから説明を求めますので、その時で結構。もう9分しかありませんので。 あと一つ、少子化対策、この少子化対策のところにぜひ言いたいのが、市長、ちょっと私の発言です。聞いていただきたいんですが、最近、バツ1と言っているんですが、バツ1も丸1もあると私は思うんですが、離婚が非常に多いです。この離婚の原因はまちまちと思うんですけれども、この相談を受けたんです。弁護士さんにも聞いてみると。そういう中で、私、助言を受けて、こども未来課の職員と話をしました。そして、私は名前も出していないんですよ。ただ、こういう状況なんですよということで、結論は、じゃ本人に来てもらうので、本人から事情を聞いて、それから判断してくださいと言って帰ったんです。 そしたら、名前も言っていないのに、その人を特定して、そして電話をして、来られてもどうもなりませんのでもらえませんよということで、本人にそういう通知をしているんです、電話で。こういうこと、その職員さんたちに対して、私はあなたたちが決断することじゃないんだから、上司も来ていないのに、そういうことをやっているんですよ。 このことについて、ちょっと答弁。知らないと思うので、詳しく言いますので、調べてくだされば話をしていただきたいと。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  今の件については、私はよく何か今質問の(「趣旨が分からん」という高木議員の発言あり)あれがよく分からないわけです、はい。(「分からんと答えられんでしょ」という高木議員の発言あり) その前に、さっきの質問に対して(「今の質問に答えてよ」という高木議員の発言あり)いやいや、加津佐のあそこはどうするのかというふうなことでありましたが、あれ、過去に(「後でよか」という高木議員の発言あり)駅舎周辺に大がかりな施設を造ってというふうなことでありましたが、あれはもう途中で(「よか、分からんとなら」という高木議員の発言あり)計画はやめたというか、なくなってきているわけでありますが、そのものは。しかし、周辺は、何とかそういう形でしたいと、その辺のところでありましたら考えていかなければいけないというふうに思っています。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  それは地元ですので、大いに頑張って、喜ばれるようにしていただければ。もう2期目で終わらなくて、3期目も4期目も結構なんですから、これだけの事業を持っているんですから。今回でやめるんじゃなくて、そういうことも入れて、どんどんしていってもらいたいと思います。 今の、私が言ったのが意味が分からんということですので、私は、相談者の名前も特定もしていないのに、言っていないのに、自分たちが調べて、先回りして、私がその人に連絡したら、いや実は職員から電話があって、来られてもいっしょなんですよと、出せませんよとか言われましたと。私びっくりしたんです。個人情報でないのは出せない出せないと言うておって、個人情報どころじゃないでしょう、調べて。そういう職員の姿勢をどう思うかと言っているんです。
    ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  それは、個人のプライバシーに係わることについては、職員もしっかりと配慮をしなければいけないというふうに思っております。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  プライバシーじゃないんですよ。仕事をせんということを、来てもろうて話をして仕事をするべきなんですよ。それを支所に電話してか何か知らんけれども、本人に電話して、来てもいっしょですよと、顔も見ないで。そういうことをどう思うかということなんですよ。後でいいです。 あと監査委員もおります、分かっています。呼んでいますので、ここで皆さんの希望ですので、監査委員の質問から先にいきます。 監査について。 代表監査委員は、合併時から現在まで、長い間務めてこられたことには感謝いたします。3期の任期終了直前です。現在の心境をお尋ねいたします。すみません、遅くなりました。 ○議長(林田久富君)  中村代表監査委員。 ◎代表監査委員(中村良治君)  答弁する機会を与えていただきましてありがとうございます。 現在、合併して、平成18年5月26日から現在に至っております。12年2カ月になります。 元来、私は、職業会計人でありますけれども、ある意味で、数字は触りますけれども、内容が随分違うものをさせていただいて、いい勉強になったと思っております。以上です。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  いい勉強になったということで、貢献したという感触はないんですか、感じは。自分が勉強したというだけで、市のほうに貢献したと、チェック役ですから、議会がチェックできない分以上に監査委員はチェックができるんですけれども、その辺のところは十分苦しかったけれどもやり遂げたとおっしゃるのか、4期目も任期満了になりますので、次もありますけれども、またやりたいというお考えなのかお尋ねします。 ○議長(林田久富君)  中村代表監査委員。 ◎代表監査委員(中村良治君)  仕事をしながら勉強をしたということでございまして、それについて、成果がどうだったのかというのは、他評に任せたいなと思っております。 そしてまた、次というふうなことを今おっしゃいましたけれども、これは議会の承認を得てからの話ですので、それはその時にまた考えてみたいなと思っております。以上です。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  議会の承認の前に市長が選任されるんです、おたくを。だから、今の言葉を聞いて、外部監査委員制度もあるんですよね。外部監査委員制度は、また今のとは違うんですけれども。会計監査委員とか、いろいろ外部の人とする時には議会の同意が要るということも私は知っていますけれども、今のことを考えて、今定例会の最後に代表監査委員の選出があると思います。同意をするのが議会ですので、ありがとうございました。 市民の声についてお尋ねいたします。 市の水道を引いてもらいたいという声があるんですが、これは詳しく担当に言っておりますので、担当のほうから市長のほうに来ていると思います。市の水道を引きたいけれども、経費の問題もあるかと思うんですが、これはぜひ引くように心がけるということなのかどうなのか。 ○議長(林田久富君)  金子水道部長。 ◎水道部長(金子邦彦君)  市の水道を引いてほしいというような、これは本管を延ばしてほしいというようなお話だったかというふうに思っています。(「違います」という高木議員の発言あり) 市の水道については、本管からご自宅までの給水装置ということになりますけれども、そこにつきましては、個人のご負担で接続をいただいております。接続をいただければ、それに関しては給水を行っていくということです。 ただ、距離の問題ですとか、そういったご家庭といいますか、家の事情もそれぞれございますので、まず、水道部のほうにご相談をいただければ、どういった方法がいいのか、いい方法を一緒に考えてまいりたいというふうに思っております。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  ありがとうございます。 今、相談をしていただければと。相談をしてだめだから、多分私に来たと思うんです、選挙中に。みんなで車で行った時に、水道を引いてもらえないと。昔の事情はどうか分かりませんけれども、今の1万6,000円で計算すると1,000万ぐらいかかるそうなんです。 本管を延ばしてやれば、それは金は少なくて済むんですけれども、本管を延ばすのは市と思うんですよね。そういうことをここで言うたって始まらないので、ちょっと読み上げます。 市の水道を引きたいが引いてもらえない。水道の圧が弱いので調整をしてもらいたい。社協の風呂の時間を見直してもらいたい。これは西有家です。外灯が消える、見直しをしてもらいたい。公平な環境社会づくり、公共施設の不法利用行為を是正してほしいとたくさん、これ以上、これ以外にもたくさん小さい声を、小さい思いを大きい声で代弁してくださいという文書をもらっております。 そういうことなので、この次、またここら辺は質問させていただきますけれども、ありがとうございました。 これで、私、高木和惠の一般質問を終わります。(降壇) ○議長(林田久富君)  これで、7番、高木和惠議員の質問を終わります。 ここで11時10分まで休憩します。     午前11時02分 休憩     午前11時10分 再開 ○議長(林田久富君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、9番、隈部和久議員の質問を許します。9番、隈部和久議員。 ◆9番(隈部和久君) (登壇) 9番、隈部和久です。 今回私は、従来は一括での質問、答弁をずっと選択してきましたが、ちょっと件名を今回たくさん、4期目の最初ということで張り切って上げ過ぎたものですので一問一答でさせていただきますし、順番もちょっと入れ替えながら質問をさせていただきたいと思います。 まず、一番最初に書いてあります雨水(豪雨)対策についてということで質問をいたしますが、この雨水対策というのは、前回、3期目の最後の3月議会でも市長にも質問というか提案しましたが、とにかく旧町時代からのさまざまな排水設備、施設が非常に老朽化もあるし、キャパが現在の雨量とか流量に非常に耐えられない所が市内にもあちこちなってきておるということで、これは人命を守るという意味からも、とにかく市長が2期目に当選されれば重点的に取りかかってほしいと言っておりました。 先般の本市でも初めてというような短時間の雨量が降りましたし、7月6日の西日本の広島、岡山、愛媛を中心とした平成で最悪の豪雨災害もありましたので、とにかく災害はどこで起こるか分からないと念仏のように言うておるだけではどうにもならないので、とにかく最優先の、まさにトップマジョリティーとしてやってほしいと思っておりますが、これについて市長、いかがでしょうか。 ○議長(林田久富君)  これより答弁を求めます。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) 隈部和久議員のご質問にお答えをいたします。 ご質問は雨水対策についてであります。 先ほど議員もおっしゃったように、近年は、昨年の九州北部豪雨、そしてまた先般の西日本豪雨、そういうふうに数十年に一度と言われる豪雨が続いております。そういうことで甚大な被害が出ているところであります。 本市におきましても、先般、レーダー観測では110ミリというふうな雨量がという状況もあったわけであります。そういう大雨による災害が毎年本市でも発生をしておりまして、私も排水路の整備など、市民の生命、財産、そしてまた市民の生活を守るために早急に対策を講じていかなければならないと考えているところであります。 その一つとして、本定例会に提出をいたしております補正予算に雨水対策の関係予算を計上しているところでございます。今後も地域の関係者の皆さん方の意見を聞きながら対策に取り組んでまいります。以上でございます。(降壇) ○議長(林田久富君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  ハード面としてはまさに今言われたように、またこれも特に流末から直していくとなれば非常に経費も膨大なものになっていくと思われますけれども、順次、とにかく年数をかけても取りかかっていってほしいと思っております。 また、この対策については、ソフト面といいますかね、避難とか。どれだけ行政が力を入れてハザードマップを作成して各家庭に配ったり、避難訓練をしたり、防災無線で避難の呼びかけをしても、なかなか我が身として捉える人間というものの性もありますが、一人ひとりが捉えることができないということもありますので、このソフト面については、まさにこういうメディア、ラジオとかテレビを見ておられる方は特に、いつも言いますが、家族の命を、大事な子供の命を守るんだという思いで、そういう自覚を促すような、これはまず一人ひとりの自覚が大事なんですけれども、それを促すような方策といいますか、してほしいと思っております。 ここで一つ、担当には連絡しておりましたので、今回、6月9日~7月6日、雨と台風に関して3回避難勧告の放送が、避難所も開設したと思いますが、それぞれの避難者の数を合計で結構ですので教えてほしいと思います。 ○議長(林田久富君)  渡部総務部長。 ◎総務部長(渡部博君)  まず、6月29日の時でございます。大雨洪水警報と記録的短時間大雨情報というのが出まして、避難準備・高齢者等避難開始の警報を発表いたしまして、その後、避難勧告を発令いたしました。 自主避難所8カ所を開設いたしまして、その時は避難者数が2人、2世帯でございました。 次に、7月2日~3日にかけての台風7号の時でございます。大雨洪水警報による避難準備・高齢者等避難開始を発表いたしました。自主避難所を8カ所開設いたしまして、この時の避難者数は37人、31世帯でございます。 次に、7月6日~7日にかけての大雨洪水警報による避難準備・高齢者等避難開始を発表いたしました時でございますが、やはり自主避難所8カ所を開設いたしております。避難者数17人、13世帯でございます。 この3回の自主避難所の開設に伴いまして、合計で56人、46世帯の方が避難をしていただいたという状況でございます。以上です。 ○議長(林田久富君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  分かりました。今回の3件の避難所開設の避難の呼びかけでしたが、29日の場合は、これは短時間過ぎたというかな、量は多かったんですけれども、時間が短かったということ、その後はそれほど降らなかった。あとは7月2日、3日の台風も当初の予想よりもちょっとそれて、そこまでひどくなかったというかな、本当はなかったからというのは避難としてよくないんですが、あとは6日の場合は、実際あの時には大雨警報でしたかね、50年に一回の災害が出るよということで、気象庁からは非常に前もって重い警告が出ておったんですが、実際我々の本市はそれほどの雨量はなかったというか、体感でもそうなかったというのもありました。 ただ、特に7月6日、7日、平成の大雨豪雨災害となったこの事案については、ざっくりですが、特に西日本を中心に全自治体で人数にして250万人以上の避難勧告指示が出たと記憶しておりますが、当然、本市も、雲仙市も島原半島も全部ですけれども、全世帯に避難勧告が出ました。こういう数字を合算して全国で250万以上だったと思いますが、結局、各町に1カ所ずつ、本市の場合は避難所8カ所しますけれども、現実的にこの避難指示が出たエリアの人間が全部避難したらキャパが入り切りません。 そういうふうな、なかなかこれは現実的にこの避難指示・勧告の出し方といいますか、やはり私も何回か言っていますが、本市においては、特に気象庁や県あたりから指示が出て、そういう情報が来ると思うんですけれども、まずもって平時から大雨の場合に河川のそばであるとか、崖地のそばにある住居、住宅等をきめ細かく把握しておくと。そして、特に今高齢化が進んでおるので、その自治体とか班レベルで、ここの高齢者の人はなかなか自分で移動できないから、もし準備情報が出た時には誰々さんと誰々さんあたりが連れていってくれとか、そういう自治会、班単位の中できめ細かく平時に準備しておいて、そして台風、大雨等が迫っておるという情報が出たならば、もう避難準備が出た段階で避難所に無理やりでも連れていく、行かんと言うても連れていく。全く平地でどれだけ雨が降っても大丈夫であろうというような所もかなりあります。ただ、間違いなく危ないという所もありますので、やはりそこまで、うちの市の場合は、上から来た場合には、こういう所の人をとにかく避難させるというような危機管理体制を、とにかく自治会レベルで作ってもらうとかというようなことを真剣によそよりももっときめ細かくして、そして絶対救える命は救うんだというような覚悟を持ってもらったような計画を平時に作っておくべきではないんだろうか。 そして、これは高木議員の専売特許ですけれども、自治会活動補助金とかそういうものは、今までのようにざっと一律にやるんじゃなくて、一番大事なそういう、今から先もっとひどいであろう豪雨とかゲリラ豪雨とか、そういうものに対する活動をちゃんとしておる所にはきっちり配分するような、めり張りをつけるような、とにかく自主防災率が98%うちはありますよという、そういう表面上の数字だけじゃなくて、実際何年に一回来るか分からないような災害に遭っても、とにかく命を守れたと、何もなくてよかったよというような体制を作るべきだと思いますが、市長、答弁をお願いします。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  今の問題については、本当に隈部議員がおっしゃるように、やっぱり地域地域、集落といいましょうか、自治会といいましょうか、そういうふうな所で、やっぱり周りの皆さん方が本当に自分の身というふうな思いで、そういう仕組みをさらに作っていただくように行政としてももっと取り組んでいかなければいけないなということは日々考えているわけでありますが、いろいろこういう発言をしますと、ほらというようなことで笑いの話も出ているようでありますが、真剣な思いでいるところであります。 ですから、これまでも自主防災組織が九十何%とか、それぐらいの地域ができているわけですが、地域の皆さん方が果たしてどこまでの意識を持っていらっしゃるかという部分は確かにあると思います。 そういうことでありますので、さらに今、議員がおっしゃったようなことを含めて、自主防災組織あるいは自治会活動、その辺の所をしっかりしていかなければいけないというふうに改めて思いを深めているところであります。 ○議長(林田久富君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  なかなかこの件といいますか、こういうことは本当に一人ひとりの自覚というもの、想像力を働かせて真剣に、うちは大丈夫であろうとか、自分は大丈夫であろうというのが、最近やっと非常時バイアスとか災害時バイアスというような人間の業というか性、いざ遭ってみなければ分からないということもあるんですけれども、これだけ毎年各地であれば、そろそろ国民、住民も自覚を持って我が事として捉えるような啓発をしなければ、どれだけハード面、ソフト面を行政が金をかけてしても、なかなかいつまでたっても被害は逃れられないということで、委員会としても学校教育の場でも、こういう災害教育というのも考えていってほしいと。子供に教えれば一番、子供が自覚を持てば、非常に大人も一緒に動くというようなことで効果があると思いますので、今後これは時間をかけないようにして検討してほしいと思っております。 次に、上から4件目の学校施設及び通学路の安全対策についてということで、大阪の地震で悲しい事案がありましたが、この件に関しての質問は小林議員が先般されまして、学校の設備といいますかブロック塀の件数等は教えてもらいました。 私は、これも2年前の熊本地震の後にこの場でも言いましたけれども、学校施設だけじゃなくて、子供の通学路にブロック塀であるとか危険な、あのクラスの地震が来たら非常に危ないと思えるような所があるので、これも各学校単位で、学校の中でもいろいろと自治会ごとに子供たちが通学してくる道が違いますので、そこは親御さんと学校が協力して一緒に歩いて、この辺を通る時にぐらっと揺れたらばこういう行動を取りなさいとか、そういうふうなところまで大人たちが真剣に考えて、一律じゃありませんので、こういうものの対応は。学校の周りの学校施設のブロック塀だけ耐震しても、もっと長いスパンを子供たちは移動するわけだから、そういう所をちゃんと大人の目で一緒に調査、チェックをして、そういうふうな指導をぜひしてほしいと。これも先ほどの防災の危機管理意識をどれだけ持つかということですけれども、そういうことで指導をしてほしいと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(林田久富君)  永田教育長。 ◎教育長(永田良二君)  ただいまの質問でございますけれども、大阪北部地震が発生した直後に、各学校へ通学路のブロック塀等の点検を指示し、危険なブロック塀等についての報告がございました。危険箇所と報告があったのは8カ所でございます。 現在、学校において児童・生徒へ安全指導を行っているところでありますが、今後は関係部署とも連携し、安全対策を講じてまいりたいと思っております。 ○議長(林田久富君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  これも面倒なようですけれども、やはりこれも本当に学校の中でも、先ほど言ったように、こういう痛ましい事件、事故があったらば、その後、対処的に全国に通達が来て調査をしたり、改修をしなさいという指示が来るんですけれども、先ほど言ったように、例えば熊本地震なんかは夜間、前震も9時過ぎやったし、本震も夜中の1時過ぎやったと。でも、あの後いろんな通りを行けば、ブロックは実際ばたばた道路に崩れているんですよ。まして前震の時に、熊本市内で亡くなった、ブロック塀の下敷きになったのは29歳の青年、一番最初の死者は。たまたま今回大阪はそういう通学の時間帯であったということで、逆におととしはたまたま夜中だったということで、そういう被害が免れたかもしれないということもありますので、とにかく各通学路等のチェック、もうすぐ上に墓石があるような所もあります、道路の横に。そういう所も含めて、それぞれの学校単位で、ぜひこれも子供の命を守るという思いで指導してほしいと思っております。 次、その下の外国人労働者の状況について。内閣のほうでも本年の6月に外国人労働者の受け入れの拡充、本日の長崎新聞にも出ておりましたけれども、首相が指示をしたということで、また業種を拡大して外国からの労働者、あとは居住期間の延長等もいろいろ出てくると思うんですけれども、今現在、本市内での外国人就労者の人数と業務内容、どのような業種で働いておられるという内訳をまず教えてほしいと思います。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  本市に登録されている外国人の数というのは、6月末の時点で275人ということであります。内訳は男性が37人、女性が238人で、ベトナム国籍の方が一番多く、152人ということになっております。 南島原市に登録されている外国人の労働者数は227人でありますが、その多くが本市において就労をされていると考えております。 業務の内容につきましては、技能実習というもの、あるいは教育、興行、技術・人文知識・国際業務というような形というものであります。それから、技能という分野で業務につかれております。 ○議長(林田久富君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  この下の招聘方法というのは、現在はどのような招聘の方法を取られているのか分かりますか。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  招聘労働者の招聘方法というのは、南島原市の場合は、農業や縫製関係の技能実習生が最も多いわけでありまして、その方々は県内の民間のあっせん事業者を通して受け入れをされているというふうな状況であります。 ○議長(林田久富君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  私も、ご存じのとおり、介護の現場に30年ほどおるわけですけれども、やはり非常に介護分野でもものすごく働き手が不足して、勤めておる職員たちが非常に疲弊しながら、これは日本中言われておることですけれども、今現在言われるように、まだ介護は数名おると聞くんですけれども、本市には招聘していない、全国的に少ないんですけれども、そういうところでも国も分野を広げていこうということであるし、まだ縫製を中心に民間のほうで組合を作ったり、そういうあっせんのような形でしておると私も聞いたんですけども。そういうところを県とか行政が今後は窓口みたいな形になってするような形をとっていくようになると思うんですけれども、そういうことを今回は皆さんに知ってほしいというところで上げておりました。今後、これも国が主導となって進んでいくことだと思いますが、とにかく非常に地方は労働者不足で疲弊しておるということであります。 次に、その下の湯楽里についてですけれども、昨日、下田議員も湯楽里についての話をされましたが、とにかく今現状のままでは、これは本当に近い将来運営が立ち行かなくなります。利用者が、一番全盛期より3万人ぐらい減っているのかな、そのぐらいの入場者が減っておりますので、もうここは思い切って、ここにも書いてあるように、施設のリニューアルやいろんな運営規則が、昨日の下田議員も言っておりましたが、いろんな規則が、高齢者を中心とした健康分野とか、そういう保養の施設というような、早く言えば福祉の建物という感覚でできた施設ですので、なかなか民間の一般的な入浴施設とは違うような運営をしなければならないような縛りがある中で、主にほとんど入場料収入だけでやってきたということが立ち行かなくなっておるし、やはりこれは抜本的に思い切った対策をしていくべきじゃなかろうかと。 まず、仕掛けとして官民協働の活性化委員会等を早めに立ち上げてみるべきではないかということで上げておりますが、いかがお考えでしょうか。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  今、議員がおっしゃるような状況で、なかなか大変なことということは私たちも認識いたしております。ですから、そのあり方といいましょうか、いき方というものを、やっぱり今おっしゃったような官民協働でどういうふうにやっていくか、その辺のところも含めて検討してまいりたいと思います。 ○議長(林田久富君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  部長も手を挙げておられますけれども、これはうちのトップがどのように考えるか、今後のことということですので。私もご存じのとおり、地元が布津町出身であるし、あそこは非常に泉質がよくて、熱海の湯に近いと聞いたのかな。とにかく、これも本市の貴重な温浴施設という財産であるので、このまま指定管理をしても手がなかなか挙がらないような状況、今回も最初の募集では社協すらも手を挙げ切らなかったというような状況であれば、民間から見て全く魅力がない施設に成り下がってしまっておるわけだから、とにかく、また1階部分はあれだけ広いスペースがありますけれども、ほぼ使っておらない、エレベーターも立派なエレベーターがあるけれども稼働していない、こういうもったいない状況を全体を見て、まずお客さんたちが、利用者が来たくなるような魅力ある施設への転換をしていくべきではないかと思っておるし、また、市長のマニフェストには温水プールの建設というのがありましたが、まず地元にあるこういう温浴施設、あるいは昨日、真砂の運営に対しても話がありましたが、そういう温浴施設の運営等がいい集客施設になるような形を取った後に、そういうものもそれと付随して考えていくほうが現実的であると思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  そういうことを含めて、やはり議員提案のそういうようなことはなるほどなというふうな思いもいたしますので、今後検討してまいります。 ○議長(林田久富君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  国内には、これは民間の話が多いんですけれども、かなり寂れた旅館とかホテルとか、こういう温浴施設を立ち直らせた〇〇リゾートという有名な所がありますが、やり方次第で全く180度、大きな集客施設に転換したりはたくさんありますので、とにかくここで取りかかっていくように、これも早急な検討を、まずはいろんなこのような議論を作出する官民での場を作ってほしいとお願いしておきます。 次に、有馬商跡地、これは上から2番目に戻りますが、この多目的運動広場計画について、これは私はもう3回ぐらいやっておるのかな。私は、市長たちもご存じのように、否定的といいますか、もっと熟慮が必要じゃないのかというような観点で質問してきましたけれども、今回、選挙戦を経て、今回市長候補が2人出られて、マニフェスト的なものが両方とも出されたので、どちらを応援するような予断を持たれないような形で、個人演説会とかいろんな話をする場で、こちらの候補はこのような思いを持っておられるし、このような計画を持っておられるよと。特に松本市長の場合は1期されておるし、この有馬商跡地ももう1期目からの継続であるのでこういう計画があるし、これにはこういうメリット、デメリットというのがちゃんとした、私の想像じゃなくて、今までの同僚の中村議員もいろいろ調べてきて話をされましたが、そういう事実、ファクトをもとに投げかけてみたところ、やはりこれに肯定的な市民の声はないんですよ。 ということで、ないんですよと私がそういう数十名の声を盾にここで言うても詮ないことですし、もう言ってきたので、まずは情報があまり入っていないというか、知らない市民も悪いのかもしれませんが、やはりこれだけの計画なので、市民アンケート等を取るべきではなかろうかと思っておりますが、いかがでしょうか。 ○議長(林田久富君)  深松教育次長。 ◎教育次長(深松良蔵君)  多目的運動広場につきましては、隈部議員もご承知のとおりと思いますけれども、当初、体育協会加盟団体から議会に請願書の提出等がありまして、それを採択された経緯がございます。計画案の段階におきましては、体育協会加盟団体からのアドバイスなどをいただき、それを参考にしながら修正等を加えてきた経緯もございます。 現在、設計に入っている段階でございますので、何とぞご理解のほうを賜りたいと存じます。 それと、市民の皆様方への周知等につきましては、広報の8月号のほうにイメージ図等を掲載してお知らせをする予定にしております。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  まず、次長、委員会で採択したのは、多目的運動広場の要望じゃなくて、サッカー場を作ってほしいというサッカー協会からのそういう請願は採択しましたけれども、このような多目的運動広場というような請願はあっておりませんよ。それを採択はしておりません。これも事実です。 あと、8月にグランドデザインというかな、こういうふうなものと市民には知らせますよと、それはやりますというのを知らせたのではなくて、やっていいのかどうしましょうかというアンケートをちゃんとした情報を載せて取るべきじゃないんだろうかというふうな質問です。どうですか。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  今、議員からサッカー協会からの請願の件についてお話がございましたが、こうして、当時、多分サッカー場の正式コートを2面というふうな形での請願だったと思うんですが、その後、サッカー協会の関係者とも、今回計画している構想について説明をしながら、そういう方向でよしというご了解をいただきながら、今回進めてきたところであります。 そういうことで、これをしたほうがいいかせんほうがいいか、そういうアンケートは、現段階においては私自身も考えていないところであります。 ○議長(林田久富君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  現段階では考えていない。したほうがいいかしないほうがじゃなくて、このような計画ですと、そして、利用者は、私も中村議員も一般質問でもしてきましたけれども、このような多目的運動広場を作る、多分、広報に載せるのはこういうのを作りますよと、市民の皆さんが交流できる、老若男女できるのを作りますよというような広報に多分なると思うんですけれども、そうじゃなくて、これはこのような、次長が前言っておられた、年間の利用者数の大体概算をと聞いた時に答えられたでしょう。サッカー関係で1万6,000人とか、高齢者のスポーツで1,000人とか、そのような情報も載せる。あとは、芝グラウンドだから、このような使用方法しかできないとか、ここはひまわり観光協会の離入村式に、民泊のそれに主に使うとか、そういうふうなちゃんと詳しい情報提供を市民にして、こういうものに対してどのように思われますか。 二律背反で取るんじゃないんですよ。この後の給食センター建設もいっしょですけれども、多分合併特例債の32年度でというのがあってのいろんな前期からの計画だと思うんですけれども、財政課長も言われたように、またさらに37年まで延びるわけだから、もうちょっとちゃんと熟慮して、私は作るなと言うんじゃなくて、作るならばこういうものがいいんじゃないかというようなこと。これは、そういうことも市民にいろんな場で、まさに井戸端でも飲み屋でも話ができるような情報をもっと提供して、このような大型プロジェクトは進めたらいいんじゃないかというような今話をしたんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  そういう思いを持ってこれまでも来たようなつもりでいるわけですが、市民の皆さん方にこういう議会を通じて、それは市民の皆さん全部の方々はご覧になれない状況はあります。しかしながら、これまでいろんな会を通じながら、この件については、市民の皆さん方に理解をしていただくという思いで、こうして今進んでいるという状況であります。 議員がおっしゃるそのことを完全に無視するという思いではございませんけれども、今の状況は、段取りはそういう状況で進んできたということであります。 ○議長(林田久富君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  この質問は最終日に中村久幸議員も上げておられますし、一応今までの答弁で皆さんにも聞いてもらったところで、もう一個ありますのでとどめおいて、給食センターについてですけれども、これも何回も私は質問してきておりますし、今回小林議員も質問されましたが、まずは、私は前回、前々回、とにかく関係各部局のいろんな声をしっかり聞いて対応していくべきだろうと、検討していくべきだろうということを言っておったし、教育長も市長も現場の声をよく聞いて踏まえていくというような答弁でしたが、まず現在の進捗状況はどのようになっているのかお尋ねします。 ○議長(林田久富君)  深松教育次長。 ◎教育次長(深松良蔵君)  現在は新学校給食センター建設の基本設計に係る意見集約を行う作業部会を平成30年6月までに7回開催をいたしました。この作業部会の中でさまざまな事項に対して検討し、意見の集約ができたところでございますので、今後は作業部会からの報告に対して検討、決定する協議会のほうを開催させていただきまして、基本設計を決定していく段階にございます。 また、関係部局との調整等につきましては、給食センター本体の建設につきましては都市計画課、周辺道路の整備につきましては建設課と連携を取りながら準備を進めているところでございます。今後も着実に進捗していく状況でございます。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  今まで聞いたことがあるのかどうかちょっと私も失念していますが、まず作業部会が7回開かれたということですが、作業部会の構成メンバーをとんとんとちょっと教えてください。 ○議長(林田久富君)  深松教育次長。 ◎教育次長(深松良蔵君)  作業部会の構成メンバーにつきましては、南島原市学校給食会の事務局、そして学校給食会の調理員、栄養教諭と学校栄養教職員、そして建設部の都市計画課、そして教育委員会の学校教育課が入って作業をしております。 ○議長(林田久富君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  例えば保護者の代表とか、学校の関係者、校長先生あたりは入っていないようですし、あとは、さまざまな機械機器等の内部の諸々もあると思うんですが、そういう業者関係というか、そういうのは一切入っていないわけですか。 ○議長(林田久富君)  深松教育次長。 ◎教育次長(深松良蔵君)  設計業務も委託しておりますので、設計業者が専門の業者として入ってございます。それと、校長等は入ってございません。 ○議長(林田久富君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  給食センターですので、給食を作る施設を作るということであるのは分かるんですけれども、これは配送して子供たちの口に入って完結する事業であると思うんですけれども、それに係わる受け入れる側の学校関係者とか保護者等が入っていないという理由はなぜですか。 ○議長(林田久富君)  深松教育次長。 ◎教育次長(深松良蔵君)  栄養教諭及び学校栄養職員というのがおりますので、その点については、校長等と連携を取りながら図っていると思います。保護者につきましては、ちょっと私は理解いたしかねます。 ○議長(林田久富君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  初日、小林議員から、第1回目になるのか、9月26日の作業部会の議事録を出してほしいと言ったら、入札等に影響がある可能性があるので最初は出せないような話でしたけれども、この作業部会には、そうすれば、三省設計でしたか、そういう設計会社以外は全くそういう関係者は参加されていないということですね、業者関係とかは。分かりました。 次に、今まで質問された方も一番問題にしておるのが、当初我々が説明を受けた金額の倍近くになっておると、建設のということでありますが、さらに建設部長も何回か答弁されておるということで、道路とか駐車場とか、結局もともとの龍石小学校内で完結して、道路に関しては既存の道路、例えば国道の出口あたりが狭いから、その辺の拡張とか既存の拡張を数箇所みたいな説明は受けたんですが、どうも駐車場も借り上げたり、買い上げたり、道路も作るような話になってきておると思うんですが、道路に関する駐車場とか道路の借り上げ、売却、立ち退き料、あと工事予算、大体これは幾らぐらい概算で見積もって今の段階でおるんですか。 ○議長(林田久富君)  森永建設部長。 ◎建設部長(森永茂夫君)  道路は建設課で行っていますので、これはもう今設計を行っていますが、本当に概算の概算ということでお聞き願いたいと思いますけれども、延長が約210メーターあります。約6,000万ぐらいだろうというふうに踏んでいます。以上です。 ○議長(林田久富君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  それに係る駐車場等もまだ足りないから借りるような話も聞いておるし、あとは、道路も借り上げたり買い上げたり、そういう建設予算だけじゃなくて、いろいろかかるでしょう。道路を新設したり、駐車場を作ったり借りたりする。そういうのも含めた概算を聞いておるんですよ。はっきりいって建設計画に係わる全ての予算を我々は知りたいわけです。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  今の最終的な質問はちょっと他からさせるとして、道路の問題であります。道路をそこに新たになぜ作るか、作るようになったのは何かということであります。ただ、これは給食センターのみの道路ということではなくて、給食センターを作るというふうな経緯の中で、地域の皆さん方が上のほうから下におりてくる道路の要望は常々上がっておりました。地元の議員さんも一緒になってそういうふうな思いは届けていただいてきた経緯はあります。 そういう中で、地域の方々が裏のほうを回してもらえば、上からもつながって国道に出やすくなると、そういうふうなことで単に給食センターの道路ということではなくて、そういう考え方のもとでその道路の案が出たところであります。 ○議長(林田久富君)  深松教育次長。 ◎教育次長(深松良蔵君)  職員用の駐車場につきましては、現在実施設計にまだ入っておりませんので、その中身、機械器具等が決まらないと建物の大きさも決まらないということでございます。 もし足りなかった場合には、ほかに求めるというふうなことを考えておりますけれども、借り上げ料等は発生しないように、市有地等も近辺にございますので、もし実施設計の段階で職員用の駐車場等が不足する場合には、そういう対応をさせていただくということでございます。 ○議長(林田久富君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  作業部会等の中で、もう既に足らないんじゃないかとか、入り切らないんじゃないかという声は出てきていないんですか。 ○議長(林田久富君)  深松教育次長。 ◎教育次長(深松良蔵君)  前事務局長の段階でそういう危惧がございましたけれども、まだそこでは実際作業部会等も一回も開かれていない段階で、そういう危惧をなされたものと思っております。 ○議長(林田久富君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  前事務局長の具申の話じゃなくて、7回開いたんでしょ、作業部会。この中ではそういう意見は出ていないのかとか、そういうスペース的な問題とか。もう7回で打ち切るんですか。いろんな諸問題とか、ものすごく栄養士部会も現場の給食センターのほうの職員さんたちはいろいろ不安とか心配を持っておられるんですよ。まだいろんな懸案の未解決事項とかあるんじゃないんですか。まずは今さっきの説明をお願いします。 ○議長(林田久富君)  深松教育次長。 ◎教育次長(深松良蔵君)  現在7回行っておりますけれども、その7回の中でそういうものは解決されたものと、こちらのほうでは考えております。 ○議長(林田久富君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  駐車場とかそういうスペースが、今のあれでは足りないんじゃないかというような意見は出ていないのかと。それに対して、出ておればどのような答弁であるのかと。そうならば、どうせ駐車場をどこかに求めにゃいかんでしょう。 ○議長(林田久富君)  深松教育次長。 ◎教育次長(深松良蔵君)  すみません、作業部会の詳細についてちょっと把握しておりませんので、駐車場以外にも建物のスペース云々についてのご意見等は出ております。 ○議長(林田久富君)  隈部議員。
    ◆9番(隈部和久君)  7回の作業部会、小林議員は9月26日の議事録を見せてほしいと言われたんですけれども、いろいろ多分もうお気づきと思うんですけれども、私も文教厚生委員長を4年間しておったし、その期間の計画が進んできたということもあるので、責任も感じて実際いろんな話を聞いて知っております、現場のほうからも。その中で、この場で言えることを取捨選択しながら質問しておるんですけれども、なかなかまだいろいろな不安というか、そういうのがどうも払拭されていないまま進めていっているような感じを受けるというか、実際そういうふうに受け取っておるんですけれども。 例えば、皆さんにも分かりやすく言うなら、6センター統合して、ちょっと小林先生も言われたんですけれども、深江のほうに、全部で6校かな、配送するのは、どのようなルーティンでやろうというふうな計画になっているんですか。 ○議長(林田久富君)  深松教育次長。 ◎教育次長(深松良蔵君)  大変申し訳ございません。そこまでの詳細についてはちょっと私も把握はしておりませんけれども、そういう部分についても作業部会のほうで、配送車の積み込み方法とか配送車の大きさ、そういうことについて協議がなされております。 ○議長(林田久富君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  作業部会の議事録を我々議員にも公開してほしいと思うんですけども。断っておきますが、私もこれは作るなというのではなくて、これはちゃんとしたものを作ってほしいと思っております。 施設は、今、担当の皆さんが一生懸命頑張って作っておられると思いますが、作った後、使うのは現場の職員さんたちです、何十年間もそれぞれの定年までは。最初にいろいろ要望したのになかなか使い勝手がよくないとか、動線が悪いとか、あと配送等々も含めて、現場でずっと一番大事な食に係わる人たちが不満を持ってしまって、モチベーションが下がるような施設、せっかく金をかけて作るのにそういうのをすべきじゃないという思いでいろいろ聞いておるということを、建設に反対じゃないということは皆さんに言っておきたいと思いますけれども。 とにかく物理的に考えても、今、各町にある6センターから町内を配送しておる、それを龍石に集約して、それをやはり今と同じような給食の時間帯に、特にさっき言ったように深江と--深江を例に取れば、そこに1台の配送車で行くんでしょう。(発言する者あり)じゃ、配送車は全部で何台なんですか。 ○議長(林田久富君)  深松教育次長。 ◎教育次長(深松良蔵君)  現在、12台の計画でございます。 それと、調理員の皆さん方の動線等につきましても、その作業部会の中で十分協議されたものと考えております。 ○議長(林田久富君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  作業部会に参加している現場の人たちが、なかなか進み方に乖離があるというかな、委員会と。そういうふうな思いを持っておるというのが一番問題だと言っておるんです。これはもう32年9月供用開始というのが一番念頭にあってからのいろんな進行計画になっておるんじゃないかと思うんですけれども、どうせ33年には有家小学校を統合するんでしょう。新切小学校と蒲河小学校は廃校にして、33年には有家小学校を一つにするんでしょう。しないんですか、33年に。 ◎教育長(永田良二君)  そういうふうに計画の段階ではしております。 ○議長(林田久富君)  教育長、手を挙げて発言をしてください。隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  まず、そうであるならば、32年9月に供用して、33年にはとりあえずは蒲河小と新切小に配送するコンテナとか、そこに持っていくためのいろんな備品等は1年かからんうちに要らんようになる。これは少額の話と思うかもしれませんが、これもやはり合併特例債の延期も含めて、もっと現場が安心するような、ある程度納得するような協議を進めてからのいろんな基本設計にかかったりするべきじゃないんですか。どうもその足並みが全く揃っていないように思うんですけども。 まず、六つを一つに集めるという、これは人件費の削減にはなっていくと思うんですけれども、前にも言ったと思うんですけれども、例えば給食を作れないような状態、配送できないような状態になった場合、例えば震災であるとか、もっと可能性がある食中毒が発生したとかという場合のリスクヘッジというかな、その時の対応というのはもう協議されておるんですか。その時にはどのような対応を取るというのは。 ○議長(林田久富君)  深松教育次長。 ◎教育次長(深松良蔵君)  そのセンターで給食が供給できないというような場合には、代替食等でする以外にないと思います。(発言する者あり) ○議長(林田久富君)  深松教育次長。 ◎教育次長(深松良蔵君)  蒲河小学校、新切小学校が有家小学校のほうに統合する予定となっておりますけれども、備品等につきましては、蒲河小学校、新切小学校に配送していた分を有家小学校に配送しますので、その点はあまり無駄にならない、ただ配送先が変わるというふうなだけだと考えております。 ○議長(林田久富君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  職員とか別に人数が減るわけじゃないから、それは分かるんです。ただ、大きなコンテナとか何とかは別に集約できたり、こういうのも現場の声を聞けば一番分かることですよ、どうなのと。 あと、代用食と言われましたが、ほかの議員さんも言われましたが、何千食の代用食をどうするのかと。そういう時には、例えば民間のお弁当屋さんとかコンビニとかと契約みたいな約束を交わしておってするのかとか、そういうことをちゃんと一つひとつ作業部会等で決めてから先に進めるべきじゃないんですかということを言うておるわけですよ。 例えば4校を集約して、両方を残しておればそういうことにも対応できるし、まずは配送が本当に時間どおりにできるのか。おまけに、今もたまには学校の都合とかで時間を変更してもらったりすることが、現在やったらできることが100%多分そういう変更はできなくなるというのも分かっておると思いますが、そういうことに対してどうするのかとか。もっとこれだけあったことを、六つあったのを一つに集約するということは非常にやっぱり混乱も起こる可能性もあるし、一番起こっちゃいけない学校給食を作る場でそういうことがないように、もっときめ細かに現場の意見をとにかく聞いて、先ほども言ったように、作る人は今回計画に係わる職員さんたち、我々議会、予算をもむ議員とか、その時のトップは10年後、20年後にはおらんようになっておる中で、給食センターはそれを使っていかなきゃいけないんだから、そこをもうちょっと声を聞いていくべきじゃないんですか。これ、市長、どう思われますか、トップとして。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  私としては、これまでもそういう部会等を通じて建設に向けて準備をしてきていることだというふうに認識いたしているところでございますが、議員がいろいろおっしゃることを聞きながら、今後さらにその辺の精査も含めながら進めていかなければという考えでおります。 ○議長(林田久富君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  最近はついぞ聞かなくなりましたが、一番最初の松島市長とか、次の藤原市長当時は、巷間でも民間感覚を行政にというような、民間の意識をというような声がよく聞かれておったんですけれども、今回のこの事案、11億円で平成28年に見積もった計画ですよというのを、29年の秋に我々に20億になりました、消費税を入れて21億6,000万ですよ、額面どおり取っても。それにはまだはっきり全部の積算を言われませんでしたが、道路とか駐車場等もかかる。これを、例えば自分のマイホームを作るとしたら、業者から1,000万でできますよというのをその後で、作る前になって2,000万になったですよと、資材や高騰やどうじゃこうじゃ。それ進めますか。もう一回ちゃんと協議をし直して、それが普通の感覚じゃないんだろうかと思うんですけれども、時間がなくなったので。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  私は、この計画に沿って、いろんな議員がおっしゃるようなそういう部分も払拭しながら進めていくという考え方でいるところであります。 ○議長(林田久富君)  最後に、隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  とにかく、合併特例債も延びたので、それほど急ぐ必要もないと思うし、このような懸念ができる中で作った施設がとてもいいものになるとは思いませんので、ぜひ熟慮してほしいと思います。よろしくお願いします。以上です。(降壇) ○議長(林田久富君)  これで、9番、隈部和久議員の質問を終わります。 ここで午後1時30分まで休憩します。     午後0時11分 休憩     午後1時30分 再開 ○議長(林田久富君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 ここで田口福祉保健部長から、午前中の高木和惠議員の一般質問に対して発言の申し出があっておりますので、これを許可します。 田口福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(田口克哉君)  午前中の高木議員の一般質問の中でのご発言に対して報告させていただきます。 高木議員の発言の中で、こども未来課の職員が、確定できない情報、そういったものを出していないのに、こちらから連絡をとって、その事業には該当しませんという発言をしたということで言われましたけれども、職員のほうからは、一切相談された方には、特定もできませんので、連絡はしておりませんので、報告しておきます。 ○議長(林田久富君)  次に、4番、金子憲太郎議員の質問を許します。 なお、選挙管理委員長に対する質疑の通告があっておりますので、水田大佑選挙管理委員長に出席をしていただいております。また、担当部署より、苑田選挙管理委員会書記長が出席をいたしております。 4番、金子憲太郎議員。 ◆4番(金子憲太郎君) (登壇) こんにちは。4番、金子憲太郎でございます。通告に従いまして、一問一答で一般質問をさせていただきます。 それでは、今回は7項目。野田浜について、それから、大きくですね、温水プールについて、世界遺産について、働き方改革法案について、投票率の向上策について、行財政改革について、そして、TPPについてを伺いたいと思います。 それでは、まず、第1番目です。 野田浜についてですけれども、この島原半島に海水浴場が、もう千々石がやまり、国見と南島原の2カ所、加津佐と口之津の白浜、それしかない。 野田浜の海水浴場が、シャワー室が使えなくなったために、野田浜海水浴場を閉鎖するという報道があったように思っております。これは実際シャワー室がなくなったからといって、海水浴場を閉鎖する必要はないというふうに思いますが、どのようになるのか伺いたいと思います。 ○議長(林田久富君)  これより答弁を求めます。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) それでは、金子憲太郎議員のご質問にお答えをいたします。 ご質問は、野田浜海水浴場の閉鎖についてでありますが、野田浜海水浴場は、昨年まで民間事業者が所有をしているシャワー施設、そして管理棟を借用し、海水浴場を開設してきたところでございます。しかしながら、施設の老朽化に加えて、昨年の台風被害などによりまして、施設が使用できなくなったことから、施設を所有する事業者とも協議をして、やむを得ず今年度開設しないことにしたものでございます。 以上でございます。(降壇) ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  施設を開設しないということですよね。海水浴場を閉鎖するということではないと思うんですが。千々石なんかが海水浴場を閉鎖しましたけれども、あれはやっぱり砂がなくなったために、石ころだらけになって危険であるというようなことから、海水浴場としては閉鎖をするというふうになりましたけれども、野田浜はまだまだそんなにまではひどくないと思うんですよね。だから、海水浴場はそのまましていい、泳ぎに行ってもいいということでしょうか。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  今、議員がおっしゃるように、海は砂浜があるわけですので、市として、海水浴場として開設をしていないということでありますが、勝手にと言ってはおかしいですけれども、泳がれる分を規制するということにはならないと思っておりますが、施設そのものが、シャワーが、先ほど申し上げましたような形で、もうかなり年限も経っておりますので、台風の被害等もございまして、今年は開設をしないということにいたしたところであります。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  分かりました。 泳いではいいけれども、海水浴施設は開設をしない、今年はしないということですよね。だから、今年はしないということですから、来年はまた考えてもいいということでしょうか。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  ここについては、来年のことはどうするかということで、今後検討しなければいけませんが、状況的に、手前のあれを管理している会社は雲仙ロープウエイでありますが、開設した当時は、--今コスモスあるいはコメリ、そしてまた今回斎場もできました--あの土地は全部駐車場として夏場に利用をされていたところであります。そういうような中で、旧加津佐町から5区画を数十年前に雲仙ロープウエイが取得されて、そこに雲仙ロープウエイが建物、そういう施設を作ってこられたところであります。 そういう経緯の中で、今回に至っております。そういうことで、皆さん方もご覧になれば、夏はたくさんのお客さんがかつて来られたような形でおいでになって、車を止められるようなスペースはございません。そういうふうな状況の中で、果たして大がかりにあそこでというのはできないと思うんですが、浜はあるわけですので泳がれる分にはと思うんですが、いざ泳げば、後やはり体を洗ったり流したり、そういうふうな施設というのは当然なことでありますので、そういうことを含めて考えれば、市としては、今年は開設できないというふうなことで、そういう処置をとったところでありますが、来年度に向けては、今後の検討ということになります。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  分かりました。 駐車場もないしというようなことで分かりましたが、じゃ、そこを見てもそんな石ころが出ていて危険だというような感じもないし、それから、今までのように大腸菌だどうだこうだというのでのよそが閉鎖になったような、そういうのは大丈夫というか、今年は調べてないかもしれませんけれども。ちょっとした簡易でもいいので、そこに市で新しくシャワー室を作ってやるというのはどうでしょうか。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  先ほど申し上げましたように、そういうものを作るスペースは、民間の土地であります。それを借用して今まで使っていたというようなことでありますので、現在のところその計画までは今立てておりません。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  分かりました。 今後の検討課題として、ぜひお願いをしたいと思います。 最初に言いましたように、島原半島でも南島原の2カ所。インターネットを見ると3カ所となっていますが、有家のマリンパーク、あれも海水浴場として上がっていますけれども、実際にはあそこは泳げないというか、ちょっと子供を遊ばせるぐらいはいいんでしょうけれども、海水浴というようなみんなが行けるような感じではないので、島原半島に3つ、そのうちの2つが南島原にあるということですから、ぜひ海水浴なんかも、昔はもう本当に大牟田だとか八代とかあっちのほうからもたくさん、島鉄がある時ですから来ていましたけれども、今、自分も海水浴にはあまり行かないので、どれぐらいの人が来ているのかもよくは知りませんけれども、夏休み帰ってきて海水浴をというような人たちのためにも、ぜひそういうシャワー室なんかも検討をしていただければというふうに思います。 次にいきたいと思います。 もう選管の委員長がお見えですので、そちらを先に…… ○議長(林田久富君)  金子議員、ちょっとよろしいですか。 先ほどのマリンパークについて話されまたしたけれども、ちょっと次長のほうがその辺について海水浴じゃないということで説明をしたいということで、よろしいですか。 ◆4番(金子憲太郎君)  そうですか、お願いします。 ○議長(林田久富君)  深松教育次長。 ◎教育次長(深松良蔵君)  申し訳ございません。 マリンパークありえにつきましては、平成19年から遊泳禁止にしておりまして、当然今年も公安委員会に海水浴場としての設置届等をしておりませんので、磯遊び等はしていただいて結構なんですけれども、遊泳のほうは禁止をいたしております。 以上でございます。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  ありがとうございました。 ただ、おとといだったかインターネットを見たら、海水浴場が島原半島に4カ所だったかな。そして、南島原に3カ所あって、どこにあるかなと思ったらマリンパークありえと書いてあったので、ちょっと言いましたけれども、自分が見てもとても海水浴できるような状況ではなくて、水遊びぐらいしかできないなというふうには思っていましたので、分かりました。 それでは、新選挙管理委員長の水田先輩がお見えですので、先に質問をさせていただきたいと思います。 投票率の向上策として、期日前の投票所を大型商業施設なんかに開設してはどうだろうかという提案でございます。買い物ついでに投票ができる、それから、そこにおられる従業員の人たちもかなりの人数がいますので、その方たちもできる。テナントなんかも入っていますので、そういうのを昨年から全国結構あちこちでというのか、ぱらぱらと大型施設での投票所というのを開設していますので、そこら辺についてどういうお考えをお持ちか聞かせていただければと思います。 ○議長(林田久富君)  水田選挙管理委員長。 ◎選挙管理委員長(水田大佑君)  選挙管理委員会の水田でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。 金子憲太郎議員のご質問にお答えいたします。 期日前投票所を大型商業施設に開設してはどうかとのお尋ねですが、本市では有権者の利便性を考慮して、各町に1カ所ずつ計8カ所の期日前投票所を設置しているところでございますので、大型商業施設への期日前投票所の設置は考えておりません。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  分かりました。 そうですね、突然言ってということにはならないでしょうけれども。 そしたら、市会議員とか市長とかの選挙の時は、今回の私たちの時も、75.何%でしたか、投票率はいいんですが、国政の過去3回、4回ぐらいの投票率が分かれば教えていただきたいんですが。 ○議長(林田久富君)  苑田選挙管理委員会書記長。 ◎選挙管理委員会書記長(苑田和良君)  過去の国政選挙の投票率に関するご質問でございますけれども、昨年10月22日執行の衆議院議員総選挙で本市の投票率は57.87%。それから、平成28年7月10日執行の参議院議員通常選挙で56.82%、平成26年12月14日執行の衆議院議員総選挙で54.63%でございます。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  そうですよね、50%を超えて高いとは言えないんですけれども、全国的にというか、平均で見るならば投票率は高いほうですかね。どうでしょうか。 ○議長(林田久富君)  苑田選挙管理委員会書記長。 ◎選挙管理委員会書記長(苑田和良君)  いずれの選挙におきましても、全国平均及び県平均を上回っております。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  ニュースなんかで見ていて、40%台のところが多かったりしたものですから、うちもそれぐらいかなというような、50%切っているんじゃないのかななんていう思いもあって、こういうのを質問してみましたけれども、今後はこれやっぱり考えていってもいい問題じゃないのかなというふうに思うんですが。 各町に1カ所ずつ投票所が置いてあるということは、それだけ利便性を図っていただいているんでしょうけれども、大型施設にということになれば、またそれなりに職員も配置しなければいかんというようなことで、単純にはいかないんでしょうけれども、今後、検討していくというようなお考えはいかがでしょうか。 ○議長(林田久富君)  苑田選挙管理委員会書記長。 ◎選挙管理委員会書記長(苑田和良君)  先ほど議員がおっしゃったとおり、選挙人の利便性の向上、これについてはもう常に検討を加えていかなければならないというふうに考えております。人員体制及び経費の部分も含めて、当然、利便性向上、投票率向上のための検討策の一つにはなるかというふうには思っております。 以上です。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  よろしくお願いします。 やっぱり100点満点でいくと、54点から57点まででしたので、できれば70点を超えるような、70%を超えるような投票率になったほうがいいんじゃないのかなと。特に、国政で決まったのは、57%とした時でも、もしも大体半分ぐらいに意見が分かれた時、60%ぐらいの投票率、この57%のうちの、分かりやすいように、60%の投票率でその中から60%の票を獲得されたとしても、全市民の36%しか賛成を得ていないということになりますので、やっぱり70%ぐらいの投票率になるようなところを目指して、またやっていただければと思いますので、よろしくお願いします。 それでは続いて、温水プールについてですが、温水プールは何人か質問がございました。それで、答弁もありましたので、調査検討をしていくということでありましたので、もういいかなというふうに思っておりますけれども、マニフェストでは整備をするというふうになっていますけれども、所信表明では調査検討をしていくというふうになっていましたので、若干ニュアンスが違うのかなというふうに感じましたけれども、どれぐらいの……。あ、そうか、それも答弁でありましたですね。任期中にはというようなことでありました。 はい、分かりました。じゃ、もう同じ答弁で結構ですので、ぜひ答えてください。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  これまでと同じような答弁になります。そういうことでよろしくお願いしますが、整備をする方向で検討を始めるということであります。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  それでは、世界遺産について質問いたします。 何年もかかりましたけれども、やっと世界遺産の登録が確定しました。確定したことは、私は大変喜ばしいことだというふうに思っていますが、登録が確定したことによって、今度はまたいろいろな制約が出てくると思うんですが、その制約というのはどういう制約が考えられるか教えていただきたいと思います。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  ただいまの件については、史跡原城跡は、国指定文化財であるということはお互い承知をしているわけでありますが、このために史跡内につきましては、これまでと同様の制約の中で、保護や保全、それから維持管理を行う必要がございまして、また、原城跡のバッファゾーン、この景観についてもこれまでと同様に、景観条例でコントロールをしていくというふうになります。世界遺産登録をされたことによって、原城跡の周辺の開発行為については、遺産影響評価を行わなければならないことになったところでございます。 以上でございます。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  施設内でいろんな制限が出てくると思うのの一番心配するのは、トイレなんかがあそこ作りましたけれども、あのトイレをそのままちゃんと利用できるのかなというような、見学をしながらトイレに行きたくなった時に数が足りなくて、国道の下の駐車場のほうまでおりていかないかんというのかは、これから施設が作られるような計画もありますけれども、その施設のところまで行かないとトイレがないというようなのでは、私が勝手になのかもしれんですけれども、心配しているわけですが、そこら辺はどうなるでしょうか。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  これはもう議員も心配をしていただいておるところでございますが、トイレにつきましては、当面は今本丸にあるトイレ、中腹にありますよね。それと、平成28年度に本丸付近に設置をしましたバイオトイレ、これも道路の角のところにありますが、これを利用することになります。 しかし、史跡原城跡整備基本計画、これにおいて、中長期的には本丸以外のほかの場所へ新設した上で、本丸付近のトイレは撤去することになっております。 今後は、史跡内のトイレは少ない状況にありますので、今年度から実施をします二の丸の発掘調査の状況を見ながら、史跡内での整備を検討していきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  分かりました。 やっぱり最終的にはそうなるんじゃないのかなという、最終的にというか、すぐ使えなくなるんじゃないかと私は思っていたんですが、そういうことならば安心しました。 そうしますと、やっぱり本丸のところで、今の駐車場なんかも将来的には厳しくなってくるのかなと思うんですが、何か下のほうでバスを止めてから来るシャトルバスのようなものは考えておられないのか伺います。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  今の件については、やはり検討をしていかなければいけない事案でございます。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  歩くのが苦手な私としては、世界遺産あちこち研修などで行かせていただきましたけれども、あまり遠いところはやっぱりもう遠くから見たり、パンフレットを見たりして、実際にそこまで行かなかったなんていうところもありましたので、そうならないように、ぜひシャトルバスなんかも検討をしていただければ、外国からのお客さんも大分来られるんじゃないのかなと思いますので、ぜひそうしていただきたいと思います。 そしたら、次に行かせていただきます。 働き方改革法案についてですけれども、これは先の国会で通過をしましたが、これあまり何か資料もでたらめだったし、きちっとした議論もなされんままなったように私は感じておりますけれども、どういうふうな改革がされようとしているのか、市としてどういうふうに捉えておられるのか、そこをぜひ教えていただきたいと思います。 ○議長(林田久富君)  渡部総務部長。 ◎総務部長(渡部博君)  議員もご承知のこととは思いますけれども、国によりますと、働き方改革は働く方の置かれた個々の事情に応じ、多様な働き方を選択できる社会を実現し、働く方一人ひとりがよりよい将来展望が持てるような改革を目指すというふうにされております。そのように理解をしているところでございます。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  これはやっぱり少子高齢化で労働力が減っていくとか、それから外国人労働者が入ってくるとか、今日の新聞の一面にもありました、来年から外国人労働者就労何とか法ができてというようなのがありましたので、そういう人たちが入ってくるというような中で、やっぱり働き方改革というのは出てきたのかなというふうに思っていますけれども、これは連合なんかから言わせると、ワークライフバランスということで、働くのと生活とのバランスをうまくとって働きがいのある職場と言うんでしょうか。 それからもう一つ大きく出てきたのは、電通で長時間労働で自殺されたんですね。あのことが原因でブラック企業がどうのというような話の中から、やはりもうちょっと長時間労働なんていうのもちゃんと制限をしていかないかんとやないかと、命に係わるような働き方じゃだめだというような中からこういうのが出てきたと思うんですけれども。裁量労働制についてはさっきも言いましたが、データもでたらめだったというようなこともあって、取り下げになって、高度プロフェッショナル制度というのが残りましたけれども、これについてはどんなふうなもので、市内の従業員というんですか、市内の労働者、市内の事業所についてどういうふうな影響が出ると思われるのか伺います。 ○議長(林田久富君)  渡部総務部長。 ◎総務部長(渡部博君)  高度プロフェッショナル制度というのは、高収入の専門職の労働時間を規制の対象から外すというのが基本だというふうに思っております。高収入が1,075万円以上を現段階では想定されておりまして、専門的知識を持った労働者について、本人の同意などを条件に労働時間規制から外すというふうに言われております。勤務時間に縛られずに働ける代わりに、残業代や深夜・休日手当が支払われないというようなことだというふうに認識をしているところでございます。 こういう部分が市内の事業所に即影響するのかどうか、いかがなものかなと。はっきり申しまして、影響があるのかどうか、私はなかなかこうですよと言うことはできない。しかし、現段階では影響は薄いのではないかなと、そのように感じているところでございます。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  そうですね。やっぱり年収1,000万を超えるような人というのは、市内ではそうたくさんはいらっしゃらないんじゃないのかなと思います。それも、従業員としてそういう人たちは少ないんじゃないかというふうに感じますが、じゃ、影響が薄いということですね。 市の職員に対しては、どんな影響が出るというふうにお考えでしょうか。 ○議長(林田久富君)  渡部総務部長。 ◎総務部長(渡部博君)  市の職員についてでございますが、国のほうでは人事院が国家公務員の長時間労働を是正するために人事院規則を改正して、残業時間の上限を定めることを軸に検討するというようなことが報道されております。具体的な内容が国からまだ示されていないため、どのような影響が出るか、現段階では、国あたりの動向を注視しているところでございます。今後は情報収集に努めたいというふうに思っているところでございます。 以上です。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  ぜひ情報収集に努めていただいて、やっぱりこういう問題は、ぜひ労使で早く協議をしていただきたいというふうに思うんですが、いつぐらいにそういう国の指針というのが出てくると思われるか、何か分かっておれば。 ○議長(林田久富君)  渡部総務部長。 ◎総務部長(渡部博君)  通常、人事院勧告自体が出るのが夏場でございますので、それに合わせて出てくるのかなというふうには思っているところですが、はっきりとした状況はつかんでいないのが現状でございます。 ○議長(林田久富君)  金子議員。
    ◆4番(金子憲太郎君)  1,000万を超えるという人ですから、職員にはあまりいないでしょうから。 じゃ、とにかく情報収集に努めていただいて、しっかりと交渉していただきたいというふうに思います。 そしたら、次にいきます。 行財政計画について質問をしたいと思います。 昨年何回も質問しましたけれども、昨年の質問の時には、答弁として、行財政改革の一環として庁舎の再配置計画や職員の定数適正化計画などを進めるとともに、各部局においても業務の取捨選択を行っていくという答弁がありました。 その辺は昨年どのような検討をされたかを伺います。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  まず、庁舎再配置の計画につきましては、市民の皆さんの利便性の向上や業務の効率化を図るには、本庁部局をどのように配置したらよいかという、そういうことで、機構組織の改編とあわせて検討を進める必要があるというふうに考えております。 そういうことでありますので、既にそういう私の基本的な考え方を担当部署に伝えまして、機構組織と庁舎再配置のたたき台を作成させ、具体的な検討を進めているところであります。 職員定員の適正化計画については、先ほどお話もありましたが、現在、38年度を目標にして、まず定員の適正化を進めているところであります。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  じゃ、中身まではまだということでしょうか。 そうならば、ぜひその検討を進めていっていただきたいと思うんですけれども、定員の適正化というのは、当然私もこれは賛成であります、していくべきだと思います。それは、単純に人口割でということではなくて、この仕事にはどれだけの人間が必要だということで、やっぱり市長がいろいろ思い立たれて、こういう事業をすれば、そこにはやっぱり人員も必要になっていきますので、ぜひそういうののこともあわせて適正化というのをやっていただければと思います。 人員が多いという今日もお話が出ておりました。これを適正に、もうちょっと減らしていこうとするならば、もう既に役割が終わったような仕事はやめていく、廃止をしていく。そして、統合できるものは統合していく。そういう中で進めていかないと、今のままの仕事を残したままで1人が何人もかけ持つというようなのでは、この大きな組織になれば違うと思う。 町村時代は、国保・戸籍・被爆者担当なんていう、そんなのがおりました。今、市でとてもそんなのは考えられないですね。国保にだって何人も要るし、課税と徴収とかでいえばまた分けないかん。それだけの手が要りますし、面積も広くなったというようなこともあって、人間もたくさん、人口も増えているわけですから、そういうようなこともありますので、ぜひ検討をしていただきたいというふうに思います。 それと、適材適所という話も出ておりましたが、私は大型プロジェクトみたいなのをする時には、隈部議員なんかも本当は今日言おうとしていたんでしょうけれども、大型プロジェクトが幾つも組まれている、計画をされている時には、その立ち上げに係わった部課長というんでしょうか、これはある程度のめどがつくまでやっぱり異動をさせないと、それに一貫してさせていくと。そして、ある程度見極めてしないと、いっていく途中で、ぱっと異動になった場合に、経過が分からないというような問題も出てきます。そればかりではないですよね。それは替わったってできる問題もあるでしょうけれども。 それと、職員の採用にしても、一時的にぐっと少しにして、何年か経って、またばっと足りない分をわあっと入れてというようなことをやっていくと、組織のバランスが崩れて、去年だったかもしれません、一気に部課長がいなくなった課もありますし、そういうふうなことが起きないような職員配置というのも考えながらぜひやっていただきたい。 それから、今、65歳からしか年金がもらえないという状況の中で、定年退職を終えた人は退職金もらうんだから退職金で食えというのは違うと思います。やっぱり年金にしっかりと引き継いでいく。それをしていかないといけない。だけど、それならば、それはそれだとしても、じゃ、今度は若者が全然入れないじゃないかという問題も出てきますので、そこら辺のところをしっかりと検討していただきながらやっていただく。 若者だけを入れると一時的にはすごくいいように思いますけれども、それは40年後、高卒で言うならば42年後には、みんな退職をしていきます。だから、もうあと後半にぞろっと年寄りがまた当時の西有家町役場のように平均年齢50なんていうような、年寄りばかりがいるというような、一時私なんかが入った時には、もう本当に若い人間ばかりでしたけれども、私がぼつぼつ終わろうとしている時には年寄りばかりというような状況になってしまいますので、そういうところの配置もしっかりと考えながら進めていっていただきたいというふうに思います。 すみません、そういうつもりで選管委員長は早目に質問させていただきました。もうあと選管委員長に対する質問はありませんので、ありがとうございました。 ○議長(林田久富君)  それでは、退席してください。 ◆4番(金子憲太郎君)  すみません、もっと早く言わないかんやった。 それと、行政改革ですけれども、所信表明の中に、素麺とかほかのこともでしょうけれども、世界遺産なんかもそうでしょう、プロジェクトチームというんでしょうか、そういう振興などの課題に対応した専門部署を考えておるというふうな、考えていかなければならないということだったですかね。やっていきたいと考えておるというふうに書いてありましたけれども、どういうふうな感じで考えておられるのか聞かせていただければと思います。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  専門部署的には、この地の食品製造業でも雄であります素麺、この地の大変な産業でありますので、この素麺振興というのを図るために、それに特化したというか、これにはまってくれる部署をするというふうな考え方は持っております。 あとは、組織の改編あるいはそういうふうなことについては、事業課を寄せて、あるいは事業課の統合であるとか、そういうふうなことを進めていくというようなことで、所信表明でも言ったところであります。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  専門的なというのは、今、市長のお考えは分かりましたけれども、私は、素麺とか世界遺産とかそういうのが駄目ということではなくて、もっと全体的に少子高齢化を食い止めるためには、例えば、空き家対策をやっている都市計画だとか、そういうところの全体、Iターン、Uターンとか、例えば、素麺なんかもいいし、それから、地場産業の振興とかという、そういうずっとトータル的に判断をできるというのか、そういうチームみたいなのができるといいんじゃないかなというふうに、漠然とですが思っているんですが、そういう考えとは違うということでしょうか。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  当然、今回の所信表明でも申し上げました。これまでの皆さん方の質問にも答えてきたところでありますが、この南島原市の一番の課題は、人口減少対策ということであります。これには、やっぱりIターン、Uターン、いろんな形でここにおいでていただく皆さん方を迎えるためのいろんな対応・対策、これを図ることは大変大事なことでありまして、そういう担当も含めたところで、いろんな部署の再編といいましょうか、それには、今指示をして取り組んでいるところであります。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  ぜひやっていただきたいと思います。 本当は、今度市長のマニフェストについてというような思いがありましたけれども、あれは思いが書いてあるんであって、これからいろいろと実現、具体化をしていかれるんだろうと思いますので、そのことについては、また徐々に質問をさせていただきたいと思います。 それで、もう一つ、先ほど定員の適正化をしていくのには、やっぱり仕事の取捨選択が必要だということを言いましたけれども、この取捨選択というのでは、事業課の統合とかというような話はもう答弁でありましたので、そこら辺はいいんですが。 もう一つ大事なのは、これもやっぱり今日の一般質問でも出ていましたけれども、補助金の精査というのも大事だと思うんですね。やっぱり今日も同僚議員が言っていたように、補助金というのはもう一所懸命、一所懸命といいますか、活動したところに出すということで、一律にというのではなくていいというふうに私も思いますが、もう一度お考えを聞かせていただきたい、同じでもいいです。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  補助金を活用しながら、精いっぱいそれぞれの皆さん方が頑張っていただかなければいけないわけでありますので、補助金の使い方については、それぞれの対象となる方々も、そのつもりでしていただかなければなりません。それなりに市としても補助金のありようというのは、それは考えていきます。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  ぜひそれはそういうふうに進めていただきたいというふうに思います。 これに関連して、補助金はやっているところというんでしょうか、外部団体の事務局を市役所の職員がするのはやめろということで、昔に雲仙市はもう既にやめとるぞというようなことを言いましたが、その事務局を職員が担当しているというようなところはまだ大分残っているんでしょうか。ちょっとこれは通告をしていなかったので、分かる…… ○議長(林田久富君)  渡部総務部長。 ◎総務部長(渡部博君)  すみません、数字的なものは今把握しておりませんが、残っているのは事実でございます。 過日、不適切な会計処理がございました。大変残念なことでございました。そういうふうなことで、職員が事務局を持つ場合には、通帳と印鑑は別に持つとか、管理職がしっかりと確認をするとかというような再発防止策を講じながら、しかしどうしても離せないというか、まだ皆さんがお持ちになれないような部分については、お手伝いをしなければいけないという部分もございますので、全てが市の職員から離れているという状況ではございません。 以上です。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  そういうのもいくらかあるやろうというのは分かるんですけれども、通帳と印鑑を別の人が持つということよりも、通帳、印鑑は持たせといて、その事務をする時に手伝いをしてあげるというようなぐらいで、まずちょっと引くというんでしょうか、そういうふうな感じで引いていかないと、補助金申請やなんか、今いっぱいありますよね、今言っている補助金とはまたちょっと違うような補助金申請の申請をする時には、個人ででも申請書をきちっと書いて、それは職員から聞きながら書いて、教えてもらって書いても、分かる人もいるでしょうけれども、そして提出をして、また請求をして、補助をもらうという、そういうのはちゃんと個人はやっているわけですから、団体なんかはもうそれをやっていかなければ、できない団体にはやっぱり補助金はやるべきではないと。 そういうきちっとしたことができないところにまで、まあ悪いことをするというのはもう論外ですけれども、そういうそんなに大変な仕事じゃないと思いますけれども、業態によってはそういうところもあるかもしれませんので、でもやっぱり雲仙市は撤廃できているわけですから、本当にできているのかどうか知りませんけれども、聞いた時にはもう全部引いたということだったので、それもできるはずですので、そっちの方向に向かって、ぜひ行っていただきたいというふうに思います。 では、最後に、TPP、これもう参加することが決まりました。政府は何としてでもアメリカが参加しているところに行かなならんと、急いでせにゃならんというようなことで、論議をどんどん進めてやりました。結果は、アメリカが離脱してしまった。 こういう中でですけれども、TPPに参加するということで、大分前に聞きましたけれども、その時には、南島原市で農林業・水産業で40億ぐらいの打撃があるというふうな説明がありました。今は、そのことに対してどれぐらいの影響があると考えられるのか伺います。 ○議長(林田久富君)  森崎農林水産部長。 ◎農林水産部長(森崎一成君)  平成25年当時40億円程度ということで、議会で答弁がしてあるようでございます。 その後、平成27年に国が新たに試算をし直しまして、本市におきましては、農林関係で4億9,000万、水産関係で約70万程度の生産額の影響があるだろうということで、議会でも答弁をしておるところでございます。 最近、6月中に承認がされたということで、TPP11ということで、アメリカ抜きのTPPなんですけれども、これにつきましては、国がアメリカ抜きということで、新たに試算をしております。長崎県はこれに基づいての試算はしていないんですけれども、国の試算に基づいて、それをスライドさせて計算をしてみますと、影響があるのが、農林関係で牛肉・かんきつ類等で約2億程度、合わせて影響が出てくるだろうということでございます。水産関係では、ほとんどもう少ないわけですけれども、100万程度ということで影響が出るだろうという感じで試算をしております。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  水産では少ないということですが、農業、例えば牛肉、酪農なんかに相当な打撃が出るんじゃないのかなと思うんですが、2億ぐらいというようなことで大丈夫でしょうか。 ○議長(林田久富君)  森崎農林水産部長。 ◎農林水産部長(森崎一成君)  具体的に試算の内訳を言いますと、牛乳等の乳製品の影響額が4,536万ということです。 それと、牛肉が6,399万、豚肉が4,000万ということで、今のところその程度の影響があるだろうと。 これが国が試算した率をそのまま本市の生産額にスライドして計算した数字ですので、これがそのまま影響額となるのかははっきり言えませんけれども、そういう恐れがあるということで、現在、市としては捉えております。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  ということは、あまり大きな打撃ではないというふうに捉えておられると思うんですが、捉えていいのかなというふうに思いますが、特別今どういう対策を行うというようなことまでは考えてはいないということでしょうか。 ○議長(林田久富君)  森崎農林水産部長。 ◎農林水産部長(森崎一成君)  率にしまして約3%弱、1%~2.7%ぐらいのそれぞれの品目での影響額ということで試算しておりますので、ほとんどその影響はないんではなかろうかなと思っております。 対策につきましては、国がもう強力に対策を進めるということで、それに遅れないように補正予算等、国の動きを注視して、すぐ対応できるような体制を整えるということで対応していきたいと思っております。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  このTPPは農林水産が大きく市には影響しているんだと思いますが、国全体ですると、今、医療費の問題だとか、それからゆうちょの問題だとか、生命保険問題、大きな問題がありますけれども、市に係わることにしっかりとアンテナを張っておいていただいて、もう影響が出てくれば、酪農とか水産、これはもうすぐに市民に影響が直結していますので、ぜひ十分注意をしてやっていただきたいと思います。 一応、選挙期間中に皆さんから言われたり、聞かれて答えられなかったこととか、そういうのが大体質問ができましたので、よかったかなと思いますが……。はい、どうぞ。 ○議長(林田久富君)  そしたら、松本市長。 ◎市長(松本政博君)  途中を遮りまして。 先ほど機構組織の改編というか、そういうふうな考え方についての問いかけをいただいたんですが、私がちょっと言葉足らずな気がいたしますので、改めて時間をとらせていただきますが、機構組織の改編と、あるいは庁舎再編というか再配置といいましょうか、これに基づく私の基本的な考え方ということで、まず、5つであるわけですが、基本的な考え方として、簡素で効率的な組織、そしてまた、市民の皆さん方に分かりやすい組織の構築をしていくというふうなこと。それから、全体的に政策推進機能の強化をしていく。それから、地域課題への対応強化と窓口機能の充実。あと定員適正化計画の目標を踏まえた組織の見直し。これは先ほどから議員も大変こうおっしゃっていただいたところでありますが、しっかりしろというようなことであります。それから、本庁部局の効率的な配置ということで、この5つを基本的な考え方として進めていくというふうな考え方でございます。 先ほどはちょっと表現も足りず、言葉が足りず、大変申し訳ないと思っております。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  ありがとうございました。 もうしっかりと今のお話のように進めていっていただきたいというふうに思います。 続いて、最後にですけれども、最近、異常気象が続いています。そして、熱中症なんていうのが家にいても起きています。市長の、家にいても安心して暮らせる社会というのの中に、家の中で熱中症で死ぬ人が出ないように、これ何とか何かの対策をしていただければと思うんですが。あまり直接的な、例えば、電気代の補助とかそういうことではなくて、何かの補助をするというか、手助けをするというか、何かの対応を考えていただければということをお願いして終わりたいというふうに思います。何かあれば一言でもありませんか。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  いろいろと議員の皆さん方からもいろんな表情を踏まえて、こちらに投げかけていただいているような思いがありますが、本当にこの夏も暑くて大変だなというふうに思います。本当に夜も寝苦しい、あるいは日中も大変な暑さでございますが、そのような中で、市民の皆さん方が本当に体調を壊さずに生活してほしいというふうに願っているところであります。 これについて市がどういう手だてをしていくべきか、その辺のところはいろんな考え方がありましょうけれども、現在、市として皆さん方のご健康を願うのみであります。よろしくお願いします。 ○議長(林田久富君)  簡潔に。 ◆4番(金子憲太郎君)  分かりました。最後のはもうちょっと何とか考えるというようなお答がいただきたかったわけですけれども、この問題はまたこれからも。今、急にできるわけではないので、これで私の一般質問は終わらせていただきます。ありがとうございました。(降壇) ○議長(林田久富君)  これで、4番、金子憲太郎議員の質問を終わります。 ここで2時40分まで休憩します。     午後2時33分 休憩     午後2時40分 再開 ○議長(林田久富君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 隈部和久議員は、早退をされました。 次に、18番、井上末喜議員の質問を許します。18番、井上末喜議員。 ◆18番(井上末喜君) (登壇) こんにちは。議長のお許しをいただきましたので、18番、自民党明政会、井上末喜が大きく分けて3項目にわたり質問いたします。 質問に先立ちまして、7月上旬に発生いたしました西日本豪雨災害によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。一日も早い復旧・復興をお祈りいたします。 では、本題に入りたいと思います。一問一答でお願いいたします。 犯罪被害者支援について。 犯罪被害者支援の条例を設置してもらいたい。南島原市犯罪被害者支援センターの設置はいかがなものか。現在具体的支援活動の相談はあっているのか。あっているなら何件ぐらいか教えてください。被害者の声はどのようにして聞いているのか。犯罪被害関係の相談窓口ほかの関係機関電話設置もしてもらいたい。被害者の心の叫びを聞いてもらいたい。以上です。よろしくお願いします。 ○議長(林田久富君)  これより答弁を求めます。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) それでは、井上議員のご質問にお答えをいたします。 ご質問は、犯罪被害者支援についてでございますが、犯罪被害者等支援条例につきましては、議員ご承知のとおり、佐世保市が今年4月1日に県内で最初となる条例を施行されております。また、県及び市町などが連携をして、総合的、体系的な支援を実施するため、犯罪被害者等支援検討協議会を設置し、条例の制定などを含めて検討を始めたところでございます。そのようなことから、今後、本市におきましても、県及び他市の動向を注視しながら、条例の制定について検討していきたいと考えております。犯罪被害者の支援に関するほかの質問につきましては、担当部長から答弁をさせますので、よろしくお願いをいたします。以上でございます。(降壇) ○議長(林田久富君)  川島市民生活部長。 ◎市民生活部長(川島進一君)  南島原市犯罪被害者支援センターの設立についてはいかがなものかとのお尋ねでございますが、犯罪被害者支援センターは、都道府県公安委員会が犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律に基づき、犯罪被害者等早期援助団体に指定した非営利法人で、被害者の方を総合的にサポートする団体でございます。このセンターは、専門性が求められる上、弁護士、臨床心理士、学校関係などからなる専門的な知識を持った者の勤務が望ましく、その確保には大変難しい面があろうかと考えております。また、犯罪被害者等支援検討協議会のメンバーに長崎犯罪被害者支援センターも入っておられますので、犯罪被害者支援センターのあり方についても今後協議がなされることもあろうかと思っております。 次に、現在、具体的支援活動の相談があっているのかとお尋ねですが、現在まで相談はあっておりません。 次に、被害者の声はどのようにして聞いているのかとのお尋ねですが、現在まで相談はあっておりませんが、もし相談があれば、市民生活部の市民サービス課内に設置しております市民相談センターで相談を受けるようにしております。 犯罪被害者関係の相談窓口ほかの関係機関電話設置をしてもらいたいとのことですけれども、これにつきましては、被害者からの相談を受ける担当の市民相談センターには、専用電話を設置いたしております。 被害者の心の叫びを聞いてもらいたいとのことですけれども、相談員には、犯罪被害者からもし相談があった場合には、被害者の気持ちに寄り添った対応をするよう指示をしておりますので、よろしくお願いをいたします。以上です。 ○議長(林田久富君)  井上議員。 ◆18番(井上末喜君)  先ほど市長のおっしゃったとおり、佐世保で一番最初に設置されております。他市より先駆けてこういうのを設置したほうがいいと思うんですけれども、県のほうもするように指導はしていらっしゃると思います。それから、部長がおっしゃった、今からよそに任せたようなあれじゃなくて、市で単独でするように、それも相談がないということは、かなり犯罪被害者はいらっしゃると思います。結局、その窓口が分からないから相談があっていないんじゃないかと私は考えています。市報か何かでそういう犯罪者、交通被害者、事件の被害者、そういう方の相談窓口と電話番号を書いて掲示したらどうでしょうか。 ○議長(林田久富君)  川島市民生活部長。 ◎市民生活部長(川島進一君)  今、お話の件につきましては、市民サービス課の窓口のほうに市民相談センターというのを設けております。ここでそういう分については、現在受け付けをするようにしておりますので、今後も現在のところそれで対応していきたいというふうに思っております。 ○議長(林田久富君)  井上議員。 ◆18番(井上末喜君)  現在は、まだ設置をするまではそれでいいと思いますけれども、それを設置するかしないかが問題なんです。その返答をお願いします。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  条例の制定については、検討していきたいというふうに先ほども答えておりますので、そういう方向でいきます。 ○議長(林田久富君)  井上議員。 ◆18番(井上末喜君)  前向きに検討していただいて、ぜひ設置をしてもらうように、被害者の立場に立ったら一日も早くしてもらいたいと思います。よろしくお願いします。長々と言うのはあれですから、前向きに考えてもらえれば、これはこれで終わりたいと思います。いっぱい用意してきたんですけれども、いらんこと言わんで済みました。よろしくお願いします。 次に、原城入り口の駐車場の施設について。3月の定例会で一般質問をした際、至急にシャワートイレを設置するとの答弁だったが、世界遺産登録になって観光客が増えると思うが、どう考えているのか。原城入り口駐車場から原城までのシャトルバスの運行はどうするのか、考えておられるのかお聞かせください。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  まず、トイレの件でありますが、第1回の定例会で、平成30年度に温水洗浄便座を設置するよう指示いたしておりますというふうなことでお答えをしたと思っております。そういうことでありますので、原城入り口駐車場の公衆トイレの改修につきましては、この本定例会に提出をいたしております補正予算に関係する経費を計上いたしております。そういうことで本議会で可決いただきましたら、すぐに改修工事に取りかかるようにいたしております。 ○議長(林田久富君)  井上議員。 ◆18番(井上末喜君)  シャトル。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  シャトルバスの運行についてでございますが、現在、土曜、日曜、祝日に限って交通誘導員を配置して観光車両の誘導を行っているところでございますが、シャトルバスの運行は今、実施をいたしておりません。今後、来訪者のニーズ、また関係機関等の意見、また皆さん方の要望などを踏まえて検討していきたいというふうに現在考えております。 ○議長(林田久富君)  井上議員。 ◆18番(井上末喜君)  シャワートイレ、この世界遺産登録になる前に設置してもらいたかったんです。世界遺産になったら観光客が急に増えると思います。どのくらい増えたかお知らせください、遺産になってから。 ○議長(林田久富君)  伊藤企画振興部長。 ◎企画振興部長(伊藤幸雄君)  ゴールデンウイーク期間中から、日々お客さんが増えているんですが、一番多かった時で500人の方がおいでになっております。 ○議長(林田久富君)  井上議員。 ◆18番(井上末喜君)  私は、世界遺産になってからどのくらい来られておるのかを聞いて、ゴールデンウイークは聞いておりません。 ○議長(林田久富君)  伊藤企画振興部長。 ◎企画振興部長(伊藤幸雄君)  ですから世界遺産になりまして一番多かった日が500人でございます。 ○議長(林田久富君)  井上議員。 ◆18番(井上末喜君)  それだけやっぱり来られたら、トイレもどこの観光地に行ってでもどこの研修に行ってでもシャワートイレのない所は一つもありません。南島原市だけです。だから田舎と言われるんだから、その前にして都会から来られる方を受け入れないかんと思いますけれども、それ定例会が終わったら、さっき市長がおっしゃったように、至急にお願いしておきます。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  そういう思いでおりましたので、3月の議会でそういう答弁をその時予算編成はしておりませんでしたので、今回、その後の補正予算をする議会でございますので、皆様方に提案をして早急にこうしたい、そういう思いで精いっぱいのところでここまできたところでありますので、ご理解をいただければありがたいです。 ○議長(林田久富君)  井上議員。 ◆18番(井上末喜君)  ほかのは専決処分される、こういうのこそ専決処分してもよかったんじゃないでしょうか。それはそれでもうこれは終わりますけれども、シャトルバス、それだけの人数が来ていらっしゃるのに、上まで歩けというのは大変なことですね、この暑さで。それは至急に臨時でも出して、するべきじゃないでしょうか。市長どんなお考えですか。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  その状況を踏まえて検討していくというふうなことを先ほど申し上げたところであります。おいでになる方々がどのような状況で全部下から歩いていらっしゃるとは思いませんけれども、いろいろ状況があるわけですので、そういう状況を踏まえながら、シャトルバスの必要性の部分を検討していくということで、先ほどから申し上げているところでありますので、ご理解をいただければと思っております。 ○議長(林田久富君)  井上議員。 ◆18番(井上末喜君)  原城の周辺は、駐車させないと聞いていましたけれども、現在はそこに駐車させていらっしゃるんですか。それでシャトル利用せんでもいけるということですかね。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  先ほど金子議員の質問にも多分お答えしたのかなと思いますが、十分な説明はしなかったと思っているところもありますが、現在、今までの観光といいましょうか、今までの流れの中で駐車をしていただいたりしているところであります。今後、二の丸のあれはトイレでありましたが、基本的にあの部分に車を乗り入れて駐車をすることはできないというふうな状況にありますので、先ほどから井上議員も発言して質問していらっしゃいますシャトルバス、これの運行というのは必要になるというふうには思っております。それをどの時期からどうやってするかというのを検討していくというふうなことで答弁をさせていただいているところでありますので、ご理解をいただければというふうに思っております。 ○議長(林田久富君)  井上議員。 ◆18番(井上末喜君)  一日も早く決定してもらって、シャトルを出すなりなんなりして、他県から来られた方とか、他県じゃなくてでもそうでしょうけれども、迷惑をかけないような処置をなるべく早くしてもらいたいと思います。それから、旧スタンドの上の土地、今度、駐車場と物産館を建てるというところなんですけれども、土地は買収できたのか、もしできたとするならいつごろできたのか教えてください。 ○議長(林田久富君)  伊藤企画振興部長。 ◎企画振興部長(伊藤幸雄君)  土地の買収はまだでございます。今、基本設計を立てているところでございまして、今後、その図面あたりができましたら県の事業認定を受けまして、税務署協議などを経て用地交渉に入っていくと。今年度末か来年早々にでも用地交渉ができればと考えているところでございます。 ○議長(林田久富君)  井上議員。 ◆18番(井上末喜君)  もう用地買収できたころかなと思っていたんですけれども、えらい遅れていますね。駆け足でどんどん進んでくださいよ。もう世界遺産も登録になって観光客も来るといっているのに、そのために作る物産館が早くできないと利用できなくてて、何も土産物も買えんじゃないですか。早くそういうのを進めてもらいたいです。それはトイレはそこにもまた増設されるんでしょう、ですね。答弁お願いします。 ○議長(林田久富君)  伊藤企画振興部長。 ◎企画振興部長(伊藤幸雄君)  先ほど申しましたとおり、設計書が図面等ができないと県との事前協議ができないと、そういう事業認定を受けないと土地の購入ができませんものですから、できるだけ早目におっしゃるとおり進めさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(林田久富君)  井上議員。 ◆18番(井上末喜君)  それは違います。私が聞いているのは、また新しく駐車場ができた所にもトイレができるんですかと聞いているんです。 ○議長(林田久富君)  伊藤企画振興部長。 ◎企画振興部長(伊藤幸雄君)  新しい施設の中にもトイレを予定しております。 ○議長(林田久富君)  井上議員。 ◆18番(井上末喜君)  観光客の方に迷惑かけないようにトイレも足りるようによろしくお願いします。それで、その物産館の規模と大体推定でいいんですけれども、金額は分かりますか、物産館の。
    ○議長(林田久富君)  伊藤企画振興部長。 ◎企画振興部長(伊藤幸雄君)  今年、全協で説明を一応させていただいたんですが、その時の説明の内容では、建物が約800平米ぐらい、敷地全体が9,000平米ぐらいでしたか、金額的には、その時には多分5億ぐらいで説明したかと思っております。一応これはまだ設計前の段階でございますので、概算の概算ということでよろしくお願いいたします。 ○議長(林田久富君)  井上議員。 ◆18番(井上末喜君)  それは土地購入と物産館の建物と合わせてですか。 ○議長(林田久富君)  伊藤企画振興部長。 ◎企画振興部長(伊藤幸雄君)  はい、その中には土地購入も一応その当時の説明では入っておりました。 ○議長(林田久富君)  井上議員。 ◆18番(井上末喜君)  かなり金額が張ると思うんですが、なるべく安く上がるようによろしくお願いします。伊藤部長、ちょっと頭を働かせてよろしくお願いしておきます。それと納骨堂の規模も教えてもらいたいんですけれども。 ○議長(林田久富君)  伊藤企画振興部長。 ◎企画振興部長(伊藤幸雄君)  先ほど説明の中でちょっと足りなかったんですが、市長のほうからも説明がございましたが、世界遺産になったことで、その施設を作るにあたっては、影響評価をしなければならないと、そういう部分の関係もございまして、今後、影響評価委員会の答申の結果を待たないと設計が進まないと、そういう部分もございますので、スケジュール的に遅れているところでございます。納骨堂の規模につきましては、今からの話で、その当時は説明では、そういう納骨堂も考えているということでございまして、どのような規模が適正なのか、そういう影響評価委員会あたりの委員さん方の話も聞きながら検討していきたいと考えているところでございます。 ○議長(林田久富君)  井上議員。 ◆18番(井上末喜君)  それを内輪だけでも大体というのは分からんとですか。 ○議長(林田久富君)  伊藤企画振興部長。 ◎企画振興部長(伊藤幸雄君)  はい、まだそこまではいっておりません。 ○議長(林田久富君)  井上議員。 ◆18番(井上末喜君)  分かりました。それもそれで一応終わりたいと思います。 次に、大雨対策について。大屋地区の被害はなかったのかと私がちょっとお伺い立てております。この説明をお願いします。 ○議長(林田久富君)  金子水道部長。 ◎水道部長(金子邦彦君)  口之津・大屋地区の被害がなかったのかというようなお尋ねでございますけれども、6月29日の大雨、それと7月2日の台風7号、また7月6日の大雨、その3回でございますけれども、いずれにおきましても被害の報告というものは受けておりません。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  井上議員。 ◆18番(井上末喜君)  私は、あそこの口之津モータースの自宅の前、宮崎写真屋さんのある所、冠水したと聞いております。そういう報告はありませんでしたか。 ○議長(林田久富君)  金子水道部長。 ◎水道部長(金子邦彦君)  海上技術学校の国道を挟んで反対側の部分、そこにつきましては、一時冠水をしたというような話を伺っておりますが、実際に私も現地のほうは確認をいたしておりません。 ○議長(林田久富君)  井上議員。 ◆18番(井上末喜君)  あそこは毎回、大雨が降ればつかるんですね。通行ができない。近所の人は困っておられるんですけれども、ポンプを設置して、それからもう今から先はこういうことはないだろうということやったんですけれども、やっぱりつかりますね。ごみが流れてきて詰まるものなのかポンプの規模が小さくて、それだけの雨量に対応し切らんのか分かりませんけれども、そこのところの検討はされていますか。 ○議長(林田久富君)  金子水道部長。 ◎水道部長(金子邦彦君)  29年度、木之崎のポンプ場を設置して、その分でポンプの能力、排水の能力については、その分、向上をしているということでございます。ただ、近年、想定外ですとか50年に一度といったようなそういう大雨が頻繁に降るような状況にございますので、先般6月29日にも口之津のほうの観測ですけれども、1時間に最大で69.5ミリの雨が降っております。そういった非常に大きな雨が満潮を挟んで降りますと、どうしてもポンプの能力ではけ切らない部分が出てくるということで、そういった状況は今後もあるというふうに思っております。ただ、木之崎のポンプ場を整備する以前に比べますと、その冠水の程度というのは随分軽度になっているというふうに認識をいたしております。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  井上議員。 ◆18番(井上末喜君)  それは能力が足りんとでしょうか、それとも何かが詰まって吸い上げ切らんで水が冠水しよっとでしょうか。 ○議長(林田久富君)  金子水道部長。 ◎水道部長(金子邦彦君)  ポンプには、除塵機といいまして、草木あたりが流れてきた分については、巻き上げてポンプに絡まないようなそういう装置もついております。でありますので、ポンプにそういうものが詰まって排水できないということではないというふうに考えております。そうなりますとポンプの能力以上にどうしてもその時間、雨が降ったというようなところが原因じゃないかというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  井上議員。 ◆18番(井上末喜君)  分かりました。今後の対策としてもう一基、ポンプを増設するとか、もっと大きいのと交換するとか、そういうのもちょっと視野に入れて考えてもらって、なるべく冠水のないように早期にしてもらいたいと思いますけれども、その検討はできますか。 ○議長(林田久富君)  金子水道部長。 ◎水道部長(金子邦彦君)  開田のほうのポンプにつきましては、今年度、現在、ポンプを1基発注をしておりまして、それが年度内に完成をいたしますと、またかなり排水能力が向上するというふうに思っております。ただ、大屋地区については、今のところちょっとまだそういう計画といいますか検討はしていない状況でございますけれども、昨年、議員のほうからもご指摘をいただいておりますけれども、ポンプは自動で運転をいたしますけれども、機械任せにするんじゃなく、職員もそこの現場に行って潮位を見ながら水門等を開けたりとか、そういう対応で何とか早期に排水をできるような、そういうことで対応をしていきたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  井上議員。 ◆18番(井上末喜君)  開田公園の所のポンプと大屋とは、また水路が違うんじゃないですかね。木之崎と港町の水路は多分一つにつながっていると思うんですけれども、川を通じて。そこのところはどんな、私が言っているのが本当かどうか分からんけれども、加味してもらって予定してもらわないかんと思うとですけれども、多分、開田公園にポンプを常設してもこっちのは解決せんとじゃなかでしょうか。どがんでしょうかね。 ○議長(林田久富君)  金子水道部長。 ◎水道部長(金子邦彦君)  その点は、議員のおっしゃるとおりでございます。町全体として考えた場合に、開田地区のほうは、おそらくもっと能力が上がるだろうというようなお話でございます。今、議員ご指摘いただいたとおり、どうしても雨量、大雨が長い時間続いた場合には、またその冠水という部分もないとは言えないような状況でございますので、そういった状況を今後も十分見ながら、それ以降のことはまた考えていきたいというふうに思っております。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  井上議員。 ◆18番(井上末喜君)  分かりましたけれども、これはちょっとお願いになるかもしれませんけれども、さっきおっしゃったように、人が出て自動運転というのは、雨が降ってある程度たまらんば回らんと思います。誰か干拓も質問しいよったですね、黒岩議員だったですかね、私の先輩があその水門の係をしとらしたとですよ。雨が降って、それで溜まってから回したんじゃもうポンプが小さいので上げ切らんと、雨が降りかかったら即行ってもうスイッチを入れてポンプ回して川に溜まっている水を上げてしまっておけば間に合うということです。それを何十年もしとらしたです。そういう話も何回も聞きました。人の努力もやっぱり必要じゃないでしょうか、冠水かれこれには、そういう。 この前も一回、イルカウオッチングの福田さんから、雨レーダを見ておったら大雨が降ると予報が流れておったもので市に連絡したと。その時も市は無視しとってからつかってしもたですもんね。あの時もやっぱり早目に上げてもらえばそれで対応できたと思うんですよ。そういうところも加味してから部長、よろしくお願いしておきます。 それから、もう一つ、口之津の体育館も雨漏りして被害を受けているんですね。それで天井と床は新しく張り替えて、その雨漏りする窓はせずに、こんなばかなことがあるものですか。普通の個人の家だったら雨漏りを直して天井、床を張り替えます。今度は窓からだからいいけれども、上から漏ってきたなら、天井張り替えておってももう一雨降ったら漏ったらしみができて、また天井からやり直さないかん。これこそ要らん金の無駄遣いですね。床でもいっしょ。濡れたところをそのまましとったら白アリが来たり腐れたりして要らん金が新しくせっかく替えておったのに何年間のうちまた張り替えないかん、そういうことになります。どんな思いますか、副市長。 ○議長(林田久富君)  山口副市長。 ◎副市長(山口周一君)  あそこを補修した時には、私たちはそういうような話は、多分聞いたかどうか分かりませんけれども、そこの修理の話は出てきませんでした、雨漏りの話は。それで床と天井をやり替えたということでございますので、今、議員から指摘がございましたので、早急に教育委員会のほうと相談をして対応していきたいというふうに思っております。 ○議長(林田久富君)  井上議員。 ◆18番(井上末喜君)  私たちは、雨漏りをしよったのを早くから聞いておりました。市長が知らん、副市長が知らんというのはおかしいですね。教育委員会も深松教育次長、大体、雨漏りを直してから、それから天井も床も直すのが私は順序だと思います。どう思われますか。 ○議長(林田久富君)  深松教育次長。 ◎教育次長(深松良蔵君)  ご指摘のとおり、台風など横から降る雨等に対して、2階部分、今度張り替えましたアリーナの床までは雨は漏っていないんですけれども、やっぱり横風に対してちょっと弱いようなところがございます。原因のほうは、昨年、平成29年度、工事をした段階でも天井のほうも若干雨樋などは補修をしておるんですけれども、多分、窓からかなということは感じておるところでございます。床の部分までは、まだ来ていない状態でございます。 ○議長(林田久富君)  井上議員。 ◆18番(井上末喜君)  まだ台風も大きいのは上陸しておりません。台風の時なんかは、ほら横風も強いし、この間ぐらいの雨で漏れよったら、今度は床まで濡れるように降り込みますよ。そこのところはやっぱり考えてもらわないかん。今日は副市長にやかましく言いたかったんですけれども、考えてそうしてくれらすようなら、もう言う必要ありませんので、検討をよろしくお願いします。 ということで私の質問を終わらせてもらいます。ありがとうございました。(降壇) ○議長(林田久富君)  これで、18番、井上末喜議員の質問を終わります。 ここで3時25分まで休憩いたします。     午後3時13分 休憩     午後3時25分 再開 ○議長(林田久富君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、10番、松永忠次議員の質問を許します。10番、松永忠次議員。 ◆10番(松永忠次君) (登壇) 皆さん、こんにちは。10番、会派、経世会の松永忠次です。よろしくお願いいたします。 一般質問に入る前に、西日本豪雨災害で被災されました方々に対し、一日も早く復興を願うものであります。謹んでお悔やみと復興を望み、お見舞い申し上げたいと思っております。 それでは、一般質問に入りますが、今回、私は一問一答方式で3項目質問をしております。一つ、島鉄跡地の利活用について、有家運動公園とマリンパークありえのトイレ整備等について。一つ、少子化対策についての3点でありますが、同僚議員も島鉄跡地については質問されましたが、私は私なりの質問になると思いますが、明瞭な答弁をよろしくお願いいたします。 まず、島鉄跡地についてでありますが、市当局のお考えをお聞きしたいと思います。いつまで考慮するのか、具体的な案があれば示していただきたいと思っております。以上で1回目の質問を終わります。 ○議長(林田久富君)  これより答弁を求めます。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) 松永忠次議員のご質問にお答えをいたします。 ご質問は、島鉄跡地の利活用についてでありますが、このことにつきましては、これまで答弁をいたしておりますとおり、市民の皆さんが散歩、ジョギング、通勤、通学、またサイクリングなどに活用できるような歩行者道路、自転車道路として整備をしたいと考えております。 そのほか、深江地区や南有馬地区におきましては、島鉄跡地を活用した排水路整備計画を進めているところでございます。 具体的な整備の方法や財源などは、現在検討を進めているところでありますので、詳細がまとまりましたら改めてご説明をしたいと考えております。以上でございます。(降壇) ○議長(林田久富君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  ありがとうございました。ただいま市長のほうからは、深江、南有馬ということですね、排水路の路線として活用して検討したいというお話でしたが、サイクリングロードとか散歩の道路というかな、そういうのを検討されているという答弁でありましたが、この34キロの距離の保安というのが私は一番、今回心配するんです。特に深江とか南有馬はそういう利活用ができると思いますが、そうでない所、極端に言えば口之津、加津佐、こういう路線の活用法は考えているのか、ちょっとお聞きしたいんですが。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  それが先ほど申し上げましたような歩行者道路、あるいは自転車道路として整備をしたいというのがそういうところであります。 ○議長(林田久富君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  ということは、深江は除いて、布津からするならば、北有馬はサイクリングロードとか散歩のそういう感じで利活用するのかなと思うんですけれども、途中は間引きするんじゃないかなと思うんです、そうなると。ちょっとその辺のお考えをお聞きしたいんですが。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  いや、これまでも何回となく議員の皆さん方のご質問にお答えしたとおり、計画としては、深江から終点の加津佐まで30キロ余、この路線を計画としているところであります。その中で地下といいましょうか、そういうような部分を深江の部分、あるいは南有馬の部分を活用しながら排水路整備をするという考え方であります。 ○議長(林田久富君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  ということは、サイクリングロードにしても何にしても34キロをはっきり言ってこれ何年かかるか分からない。逆に世界遺産になるんじゃないかというぐらいの距離なんですね。だからこういう所は、単独年数でずっとやって計画せんば、34キロをおいげもしてくれおいげもしてくれとかやったら、これは延々とかかるんですね。だから集中的に、極端に言えばマルキョウ、ジャスコとかあるとけん、布津からでも西有家これだけ一応サイクリングロードを作ろうとか、そういう特定じゃないですけれども、できるところからやるというのが私は筋と思うんですよ。はい34キロやりますよといったらできないと思う。だから議長、ちょっと後ろにかわいい女性がやかましいけん注意してください。 ○議長(林田久富君)  発言者以外は静かにしてください。 ◆10番(松永忠次君)  いいですか。私が思うのは、その34キロ一括はできない。執行部はどう思いますか、それでいいんですか。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  その路線を昨年の5月でありましたか、国のほうが自転車活用推進法というふうなことで法整備をして、全国にそういう法を活用した自転車道路を整備するというふうな国の方針であります。これに乗ってこの線が活用できないかということで現在、県とも相談をし合いながら、国とも打診をして現在進めているという段階でございます。 ○議長(林田久富君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  ありがとうございました。ということは、県のほうとも今、利活用方法に対しての検討をなされているという進行状況なんですか、ちょっとお聞きしたいんですが。副市長でも結構です。 ○議長(林田久富君)  山口副市長。 ◎副市長(山口周一君)  はい、そのとおりでございます。 ○議長(林田久富君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  ありがとうございます。ということは、県からとか国からの補助がもらえるというような単独事業じゃないと思うんです、これだけの距離になれば。ということは、管理というこの辺の草刈り、保安とか、この辺も今回1,000万ついていますが、この辺ももう議会の終わり次第、ずっと整備されるという、これは建設なんですか企画なんですか、ちょっとそこを確認、総務部長、ちょっとお願いします。 ○議長(林田久富君)  渡部総務部長。 ◎総務部長(渡部博君)  4月から島鉄の跡地の管理は管財課のほうで行っておりまして、島鉄の草刈りの部分についても管財課のほうで担当させていただくことになっております。 ○議長(林田久富君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  分かりました。管財課で土地は管理するんですね。活用は企画じゃないのかなと思って私は、企画部長、ちょっとその辺、答弁お願いします。 ○議長(林田久富君)  伊藤企画振興部長。 ◎企画振興部長(伊藤幸雄君)  島鉄跡地の活用につきましては、企画振興部のほうで担当させていただいております。 ○議長(林田久富君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  分かりました。ようこの辺が今さっき市長がいつも答弁するのが機構改革の中で、上は建設課だ、管理は管財だ、運営するのは企画だとか、こういう今、はっきり言ってそういう機構改革と先ほどから出ているんですが、この辺を踏まえれば、この際本当に集約する構築するような組織編成をせんばいかん、そう思いませんか。そこだけちょっと思うか思わんかで結構です。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  いろんなそういう状況を踏まえて考えれば、議員のような思いをする部分も出てくるところであります。 ○議長(林田久富君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  分かりました。その辺も重々もう集約していただいて、とにかくもうもらった品物は早く利活用せないかん、そう思うんですよ。私はその中の提案として、金のかからないこの南島原の跡地を、うちのまちに桜道というてからですね桜並木が昔あったんですね、この駅下からずらっと上に。こういうのを考えますと、34キロの土手に桜並木大通りを作っていただいて、その桜に自分たちの市民の一人ひとりがオーナー制をとっていただければ、1本5,000円の2本立ててくれとか、子供の記念日とか夫婦の記念日とか、そうして自分の桜、ひいては南島原の財産になるんですよ。そういう金のかからない管理体制も必要と思うんですよ。何でも道を作れ、何ばしてくれじゃなくして、自分たちの金で自分たちの、全国に34キロの桜並木ないと思う、考え方次第では。だけんこれせろじゃないですよ、でもそういう案も必要じゃないかと私は思うんですが、どう思われますか。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  松永議員から桜並木の話をしていただきましたが、小嶋議員からも日野江と原城を結ぶあの所に昔あったであろう橋を、そして夢のある構想だというふうなことで、私も言ったところでありますが、まさに松永議員がおっしゃった桜並木の三十何キロというものもやはり夢のある構想だ、お話だというふうに思っております。そういうことで受け止めさせていただくところであります。 ○議長(林田久富君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  前向きに検討していただきたいと思います。そしてもう一つ、これも島鉄の再利用の私の案ですが、南島原赤ちょうちん街道とか居酒屋横丁街道とか、そういう発想をして、西有家の龍石の前、ジオパークのあの辺をぽっと屋台横丁のような感じにして、何でそう思ったのかといえば、市長は新規事業に対する創業支援とか謳っているんですよ、今回。ということは、市がそこを作ってやって、安い家賃で楽しいから若いUターン、Iターンじゃないけれども、そういう若者が来る可能性あると思うんですよ。今、はっきり言って居酒屋なんて点々、点々、馬の糞ごとになっとるでしょうが。一極集中すれば、世界遺産登録にきて泊まって、どっかに飲み屋はないやろうかという時には、屋台横丁て、今、福岡の屋台なんか特に今、禁止が多いんですよ。 それを考えれば、ジオパークの目の前で世界遺産ば見て、赤ちょうちんのレールの前で飲めるて。こういう発想は私はおもしろいと思う。すぐせろじゃないですよ。その辺も金のかからんこの創造事業というのを市当局もやってもらいたい。せろとは言わん。ばってん金はかからんとやけん、そうね。だけん創業事業で倉庫んごとして、空いた屋敷ばすれば、私は可能じゃないかなと思うんですが、その辺を交えて。そしてもう一つ、龍石のあそこの河川が壊れとっですね。あれは県なんですか市なんですか、ちょっとその辺も再確認したいと思いますが。 ○議長(林田久富君)  森崎農林水産部長。 ◎農林水産部長(森崎一成君)  あの部分については、従前までは島鉄護岸ということでございました。市に移管されましたので、市の管理ということになります。 ○議長(林田久富君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  ということは、負の財産をいただいたということですね、考え方次第では。あれは普通は、我々は港湾と思うたから県と思った、最初は。先ほどいろんな話聞くと、いや市の管理になっとるですねとなれば、もしも今から大潮関係とかこういうとを考えれば、建設課、あんたの担当になると思うんだけれども、今、そういう予算組んでいるんですか、その辺ちょっと交えて答弁を願いたい。 ○議長(林田久富君)  森崎農林水産部長。 ◎農林水産部長(森崎一成君)  これにつきましては、まだ具体的には計画しておりませんけれども、水産のほうで将来的には検討していかなければならないと考えているところでございます。 ○議長(林田久富君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  そんなら計画、全長どのぐらいあります、今、壊れている場所。吉田さん宅あれからかな、狩野農機からまっすぐこう行って左側。あの途中の島鉄はきれいになっとっですもんね。その辺を交えたら何メーターて。全然計画していないんですか。 ○議長(林田久富君)  森崎農林水産部長。 ◎農林水産部長(森崎一成君)  検討しろということで、市長、副市長からは指示をいただいておったところですけれども、まだあの部分が所属がはっきりしていなかったということで、今後はっきりしましたので、検討すると。ですから延長当たりもまだはっきり具体的にはつかんでおりません。 ○議長(林田久富君)  松永議員。
    ◆10番(松永忠次君)  分かっておらん品物をもらうというのがまず根本的間違いですよ。島鉄の、それぐらい、もらう前、私は、もらってしまってから、あなたのですよと言われて困っとですよ。その辺を執行部は、もうとにかく理事者もばってん、担当部署も全部、襟を正さんばいかんでしょうが。大体、壊れたいばもらってかえってきて、自分たちでしてくれろて、そういう話なかですよ。いや、もうちょっと後ろの。 ○議長(林田久富君)  高木議員、私語を慎んでください。 ◆10番(松永忠次君)  そういうのもとにかく襟を正していただきたい、いいですか。 もう次、いきます。有家運動公園トイレ等の整備についてであります。質問します、これ、いいですか。この中で私は、遊具が古くなっているということで、ちょっとマリンパークありえのシャワーとトイレ等の整備をという一般質問をしていましたが、今、マリンパークのトイレなんかは、シャッターが閉まっとるですね。利用できないというふうな状況なんですが、あれは何でですか、ちょっとお聞きしたいんです。 ○議長(林田久富君)  深松教育次長。 ◎教育次長(深松良蔵君)  マリンパークのシャワー、トイレにつきましては、夏休み期間中を除き、閉鎖をしております。夏休み期間中につきましては、開けておりますけれども、現在、平成19年から遊泳禁止にしておる関係で通常は閉鎖をしております。 ○議長(林田久富君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  ということは、トイレもあそこはまだ閉まっとるですよね、あそこも一緒に。ということはトイレはどうなるんですか。あの手前のテニスコートのあれを利用するとなっとるですね、それね。ここもう今、はっきり言ってマリンパークができて何年目ですか。そして有家グラウンドのこっち側のトイレとか交えたら全部あそこに集約しますよね、トイレが。要するに公園内での散歩とかいうのは結構多いんですよ。そういう中で一番手前のテニスコートの隣のトイレしか使えない、グラウンドと2カ所しか使えないということで、ちょっと朝からいろんな市民の皆さんが散歩されるんですね、朝早くから有家は特に。その辺を交えれば、トイレのウォシュレットにしろとは言わんけん、ぴしゃとしとってくれんかな。その辺も何かあって遊泳禁止だから閉めているとか、それではいかんと思うんですね、トイレはね。そういう面をどうお考えなのかちょっとお聞きしたいんです。 ○議長(林田久富君)  深松教育次長。 ◎教育次長(深松良蔵君)  有家総合運動公園内にマリンパーク以外にも先ほどおっしゃられましたテニスコート、そして管理棟、そしてグラウンドのほうと3カ所、トイレ等が設置してございます。そして平成27年、28年度でトイレの6台を和式から洋式に取りかえたりドアの改修などを行うよう、随時維持管理に努めておるところでございます。ですから夏休み期間中以外のマリンパークの管理棟のトイレにつきましては、ご利用できない状態ですけれども、そのほかのトイレをご使用していただくということでお願いをいたしております。 ○議長(林田久富君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  分かりました。一応、マリンパークの完成年度はいつやった、それと有家総合グラウンドの完成年度をちょっと聞きたいんですが。 ○議長(林田久富君)  深松教育次長。 ◎教育次長(深松良蔵君)  有家総合運動公園は、平成7年に完成をいたしております。そしてマリンパークありえにつきましては、平成13年に完成をしております。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  分かりました。ということは、有家総合グラウンドのトイレなんか見て汚いんですよね、実際。大体、総合グラウンドの年間利用者数なんかが分かれば、ちょっと教えていただけないですか。 ○議長(林田久富君)  深松教育次長。 ◎教育次長(深松良蔵君)  有家総合運動公園のグラウンドの利用者につきましては、平成29年度で1万8,808人の方にご利用いただいております。テニスコートにつきましては、1万3,854人、その隣にございます多目的な芝生広場につきましては、6,842人の方がご利用いただいております。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  ということは、3万人ぐらいが年間、その周りの、浜んこら祭は別として、それだけの利用者数がおってトイレが三つ四つで、とにかく浜んこらは別として、多いから、ばってんそれでも汚い便所というお話やったものですから、市民の皆さんから。その辺を交えたら、もう築というか完成して13年、14年になるんだから、ちょっと市長、見直す、トイレを改修とか、特に世界遺産登録で行く場所がない時は、どこでも今からこどもの国じゃないけれども、結構、小学校とか遠足なんか保育園の子供たちが来るんですよ。そういうとを交えたら、やっぱり南島原の顔というかそういういい眺めでありでロケーションもよかしですね。そういうのを考えれば整備する必要はあるんじゃないかなと思うんですが、市長のお気持ちをちょっとお聞きしたい。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  当然、どこに行ってでも自分自身が体験でありますけれども、議員がおっしゃるように、やっぱりトイレがその地のどういう所であるかという判断の一つの基礎というか、何かそういう思いで私自身も捉えるところがあります。そういうことでありますので、できるだけシャワートイレに変えてというふうなことで、洋式トイレになっている所は、そういうような方向でしようということで今進めているところであります。 それと今、有家総合運動公園、ここにおけるトイレの件、これも整備すべきはちゃんと整備をして、そしてここで用を足される方が気持ちよくなされるように、その思いは私も人一倍あるというふうには思っておりますので、十分対応しなければというふうに思っております。 それから、下の今ご指摘の閉まっているトイレの件につきましても、これまでの経緯も私は十分受け止めておりませんので、その辺も含めたところでよく検討しながら、できるだけ活用できるようにというふうな考えを今持ったところであります。改めて議員のいろいろ質問をいただいたところを考えているところであります。 ○議長(林田久富君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  ありがとうございます。前向きな答弁ありがとうございました。早急と言わんけれども、今回、夏休みにもう入っていますので、その辺も交えた中で年内に予算が取れればお願いしたいと思っております。 それもう一つ、このテニスコートとゲートボール場のあい中に今、行かないように垣根が結構あるんです、大きくなっています。その辺で今、高校生というかその辺が結構たむろっておると、非行に走る可能があるけん、見えないと、テニスコートとゲートボールのあい中が垣根がこんな高いんですよ。だからちょっとその辺もカットしてもらえんやろうかというのを教育委員会に言っているんだけど、全然そういう応対がないと、お話ししても、その辺はご存じですか、ちょっとお聞きしたいんです。 ○議長(林田久富君)  深松教育次長。 ◎教育次長(深松良蔵君)  私のほうは、まだそこまで承知しておりませんけれども、現地を確認しまして対処したいと思っております。 ○議長(林田久富君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  よろしくお願いします。 次、いきます。 今回、少子化対策についてと、これは私も何度か質問いたしましたが、市当局の具体的な対策があれば、お伺いしたいと思います。 ○議長(林田久富君)  答弁は。松本市長。 ◎市長(松本政博君)  少子化対策の市の考えということはということでありますが、午前中に高木議員のご質問にもお答えをしたところでございますが、そのような関連の話では改めて申し上げますけれども、若い世代がこの南島原市で子供を産み育てていきたいと、そのように思えるような環境づくりが大事であり、またそのことが少子化対策にもつながるものというふうな考え方でおります。これまで私は、保育料の軽減や中学生までの医療費助成の拡大、あるいはまた結婚、妊娠、出産、子育てと切れ目のない子育て支援策を講じて、安心して産み育てられる環境整備に努めてきたところでございます。 今後につきましては、本定例会の冒頭でも述べさせていただいたところでございますが、保育料の軽減措置の拡大、また将来の無償化に向けた取り組み、医療費補助の高校生までの拡充など、子育て環境の整備を進めてまいりますと、そういうふうな思いで進めていくという決意を持っているところであります。 ○議長(林田久富君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  ありがとうございます。市長は、このマニフェストによう書いてあるとですね。これからも住み続けたい、住んでみたい、市民一人ひとりの幸せをと、いい文句なんです。私はもうほれぼれしました。ただ、人を育てるとの思いがあるならば、私、今回この皆さんに議長許可をいただきまして、保育負担軽減比較表というのがあるんですね。南島原、島原、雲仙とこの三つ、3市の中の扶養児童数が2名以上、この中で年齢制限を敷いているのが南島原が小学校4年生までとなっているんです。島原が6年生まで、雲仙がなしと。この中で今、線を引いた中で所得制限はいろいろあるんですが、第2子は半額、第3子は無料というのが本南島原なんです。島原、雲仙というのが第2子から無料化していますよね。 この辺を私が思うには、この年齢制限だけでも撤廃していただいて、ともかく産みやすい、育てやすいというそういう方向であって、第2子から大体、これは先般、同僚議員が骨格予算、骨格というか内閣閣議決定されたんですね。これ平成30年5月に大体閣議決定されて、実施は2019年10月から全面的に実施するんじゃないかなと思う。これは消費税のアップによって大体財源が確保できるというような方向性であるので、全面実施するというような閣議決定がなされているんです。それを交えれば、本市の南島原もいち早くこの第2子をもう次から、この小学校4年とすればですね、ひょこっと子供ば産むとですよ、ぽこって、欲しいなという感じで。そうなった場合、あらまた半額負担とか全額負担とかなるんですね、この制限を設ければ。その辺を交えたら、市長もたくさんお子様をお持ちですが、その辺を交えた中でどうお思いなんですか、ちょっとお伺いしたいんですが。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  私も子供はたくさんおりませんが、4人しかおりませんけれども、この年齢制限について、今回、私としては、この小学校4年生までというのは撤廃をしたいというふうに考えております。 ○議長(林田久富君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  ありがとうございます。ということは撤廃して、内容の第2子のこの無料というのも国からお達しが来ると思うんですが、これは国のこの考えは、いろいろヒアリングした中でのもう30年5月31日に取りまとめた結論でありますので、この検討委員会が。ということは実施できると思うんですよ、この無料化というのが。だからこの辺交えた中での実効性というのを今先ほど市長が年齢制限を撤廃するというお話でしたので、これ早急にご通達いただいて、市民の皆さんが喜ぶように、そしてまたとにかく少子化対策というのを前面に上げておられるんですから、その辺を交えた中でお願いしたいと思っております。 次、いきます。この保育料に対してですが、先ほどから無料化とあったんですが、これは南島原と雲仙市と島原市がこの保育料の一覧表を私が配布しておりますが、私はこのお願いばっかりするて、よう見てみれば、南島原市は、一番、保護者に対しては手厚い保育料をやっているんですね、これ。雲仙市と島原市は、高額納税の方しか所得の人しか実際、保育料の負担減になっていないんです。私は褒めるじゃないけれども、この階級層には、非課税、課税から市民税の30万1,000円未満の大体全体の98.5%、児童にして1,492名の今、南島原の児童は優遇を受けているということ。それは私は大変ありがたいと思っておりますよ。 ばってん、できれば先ほどから言ったように、市長はここに年齢制限を撤廃するとなれば、もっといいことだし、無料化もなると思いますので。これは今回は南島原は特に普通の家庭98.5%の保護者を保護しているという、これは私は資料を見て、ようしているですねと思ったですもんね、これ。雲仙、島原は高額所得者しか優遇していないんです、あれは。大体そうですね。だけんそういう面では、私は大変いいと思うんですが。 ここでもう一つあるんですが、これはこれで今の方針が大変いいと思うんですが、この婚活というかな、私が一番思うのは、この前、この後、赤ちゃんの第1子に対して、島原市が健やか赤ちゃん支援について、これも昨年、私は一般質問したんですが、住んでみたい、住みたい市民一人ひとりのとか、いろんなあるんですが、島原市の実例でいけば、第2子、第3子に対しては月2,000円、1子はもう全部自己負担ですね。第2子から月2,000円、第3子以降に1人につき3,000円のミルク、おむつ、いろんなそういう購入券を発行しているんですが、本市ももうそういう特に今日の新聞でもそう、41名の人口減だったですね、世帯数11世帯減と。住み続けたいという市長の考えであれば、この面も交えてどうお考えなのかお聞きしたいと思います。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  これについてもやっぱり当初というか何回も申し上げているところでありますが、生まれた子供から基本的に高校生までこの地で過ごすわけであります。高校生になったら市外のいろんな思いの学校に行く子供たちもおりますけれども、やっぱりそういう基本的にこの地の子供たち、この地の本当に財産として育てて、将来もここに全部残るというわけにはいきませんけれども、外に出てでもいろんな形でふるさとには貢献してもらう、そういうような思いでいるわけでありますが、そういう子供たちを育てていくために、いろんなやっぱり課題がある。保護者、親の課題、親のいろんな負担がある。そういう中で今、松永議員も生まれ子からそういう子供たちに対するミルク、あるいは紙おむつの助成、これはどうなのかということであります。 私も常々、今までもやっぱりそういう話を聞きまして考えてきたところであります。そういうことで、このミルク代になるのか紙おむつ代というのか、あるいはその両方セットなのか、その辺のところも含めたところで実施に向けて検討してまいりたいと思っております。いろいろ先ほどのお話もありましたように、いろんなどういう形で支援をするかという部分はありますので、その辺の部分を前向きに検討していくという気持ちでおります。 ○議長(林田久富君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  ありがとうございます。前向きに実施する考えで検討していただきたいと思っております。 最後になりましたが、本市のこの子供を産む前に一つの出会いが必要と思うんです。本市の婚活活動はどうなっているのか。前回、社会福祉協議会のほうが何かチラシを入れて、未来作戦をやっているんですが、本市の場合、ちょっとその辺の状況をお聞きしたいんですが、答弁、大丈夫ですか。企画振興かな、お願いします。 ○議長(林田久富君)  伊藤企画振興部長。 ◎企画振興部長(伊藤幸雄君)  本市では、平成28年度から結婚を希望される方への出会いの場を提供する出会いの場コーディネート事業を市の社会福祉協議会のほうへ委託して実施しております。昨年度には4回のイベントを開催し、101名の参加があったところでございます。その中で8組のカップルが誕生し、そのうち2組が結婚につながっております。また、社会福祉協議会では、結婚について気軽に相談できるよう、2名の相談員を配置されておりまして、会員に登録していただきますと、交際、成婚に至るまでの相談やアドバイスなど、年間を通じてサポートが受けられるようになっております。そのほか今年度からは、県の婚活サポートセンターが実施しておりますお見合いシステムの窓口を社会福祉協議会内に設置しておりまして、登録された方は、相手を探したりお見合いの申し込みができるようになっております。ぜひ活用していただきたいと思っております。 ○議長(林田久富君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  ありがとうございました。今回8組の中の2組がゴールしたというお話は、それは大変、この地元の人ですか、これはどこか他市の人が入って来るんですか。まさかこっちから出ていくとじゃなかでしょうね。 ○議長(林田久富君)  伊藤企画振興部長。 ◎企画振興部長(伊藤幸雄君)  中には出て行かれた方もいるんですが、2組の方は、内々でございます。 ○議長(林田久富君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  すみませんね、婚活だけんよかとばってんですね、お互い縁というのがあるんだから。ただ、この委託している委託料は幾らになっていますか、ちょっとお聞きします。 ○議長(林田久富君)  伊藤企画振興部長。 ◎企画振興部長(伊藤幸雄君)  現在280万で委託させていただいております。 ○議長(林田久富君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  分かりました。今、窓口が社協のお見合いの窓口となる。あと一つは、農業委員会のほうでも何か前、婚活活動をやっていると思うんですが、その今の状況をお聞かせ願いたい。 ○議長(林田久富君)  綾部農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(綾部洋一君)  農業委員会における婚活の状況についてのお尋ねでございますけれども、農業委員会では、農業後継者の結婚成立者に対して3万円の祝い金を支給しており、平成28年度で10件、平成29年度で9件のお祝い金を支給いたしております。また、農業後継者及び農業経営に従事する男女の結婚を推進するため、農業後継者結婚対策協議会を平成20年に設置いたしております。この協議会は、当初は一般的な出会いイベントや農業を加味した出会いイベントを中心に実施しておりましたが、平成28年度から婚活事業は農業後継者だけでなく、市全体の事業として市と社会福祉協議会が協力して取り組むこととなりましたので、農業委員会では、人材育成主導型事業及び出会い主導型事業に取り組んでおります。 人材育成主導型事業というのが会員のスキルアップと積極性の向上を目的に、会員の中から年間を通じて婚活に取り組むメンバーを募集しまして、専門家による個別コーチングやフォローアップなどを実施いたしております。また、出会い主導型事業におきましては、各種婚活イベントに積極的に参加できるように、婚活イベントの紹介や参加費用の助成などを行っているところでございます。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  特にこの南島原は基盤が農業ですので、ちょっと今、いろんな出会い系のこの人材育成とは、これはしゃべり方の講習会とかそういうあれですか、それともようとん、男女パーティーをさせるとか、その辺には全然至っていないのかな、ちょっとお聞きしたいんです。 ○議長(林田久富君)  綾部農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(綾部洋一君)  この人材育成主導型といいますのは、会員の中から、今年は婚活に頑張ってみたいという会員を募りまして、専門家を委託しましてコーチングといいまして、話し方とか積極的になるにはどうするのかといったコーチングをしまして、最終的にはパーティーみたいなのを5人ぐらいのパーティーを設定しまして、その中で婚活をやっていただくというふうなこともやっております。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  これは社協とタイアップしてからやっているという、別ですか、またこれ。ちょっとこの辺も今のお話じゃ育成の仕方、お話の仕方とあるんですが、して仮想の見合いの場を設けるのか、それともどこかにもう送り込んでぼんと見合いさせるのか、ちょっとはっきり教えていただきたい。 ○議長(林田久富君)  綾部農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(綾部洋一君)  パーティーとか婚活イベントにつきましては、社協のほうでやっていただいておりますので、農業委員会のほうでは、そのようなイベント等の紹介をしまして、そのイベント等に参加した場合については、参加費用の負担を一部助成などを行っております。それとまた別にどうしても今年頑張ってみたいという会員さんにつきましては、そういったコーチングを数名ですけれども行っているという状況でございます。 ○議長(林田久富君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  分かりました。ちょっと大分難しいですね、農業の花嫁対策、特に今、問題化しているとですね、深刻化していますよ。市長、ここで大体分かりました、社協に大体おんぶにだっこしているというような状況であると思う。ただ、7月23日にこの前、昨日、一昨日、3時間スペシャルとしてナインティナインの大見合いあったですね、五島市のほう、世界遺産登録に向けてと、いやまたこれやられたよと思ったんですよ。前市長の藤原さんの時も一応お願いして予算化したんですが、この窓口というのは、NBCと思うんですが、長崎の場合、この辺はそういう企画のほうでできないんですか。また五島にとられたとですよ、その前は天草にとられたとですよ、私が言うところは。世界遺産登録の決まった南島原でぜひ素麺のまち、農業のまちというPRをするのにもってこいなんですよ。3時間じゃなくても2時間スペシャルでいいんですよ。そういう金のかからない南島原のPRはできると思う。その辺を企画はどう思われますか。あらまたやられたよと思わんやったですか、この時、昨日、一昨日思わんやったですか。 ○議長(林田久富君)  伊藤企画振興部長。 ◎企画振興部長(伊藤幸雄君)  私もちょっと見させていただきました。頑張ってみたいと思います。 ○議長(林田久富君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  すみません、頑張ってください。伊藤部長ならできる、そういう気持ちでやってもらわな本当、婚活。嫁さんばもらわな子供はできんと。いい優遇した南島原で産み育てるという方針であれば。今、何で私こう言うのかて、今、南島原で一歩の会、二歩の会てあるんですよ。赤ちゃん生まれて不安に思われる若いお母さんたちの話し合いされている。これは福祉だの、市民生活も私、喜んで言いたいけど、本当に他のまちから市から来られた方の親御さんたちの育児の場を設けていただいた。一歩の会は、もう今、入り切らんで二歩の会になっておると。二歩の会が今度、三歩の会になるとですよ。仲間同士のそういう子育てに対しての不安というのがあると思う。 だから私、いいこの南島原のまちと思うんですよ、市と思うんですよ、育てやすいと思う。そういうとを交えた中での私は前向きな今、婚活もそう、そして育児もそう。そういう住みやすいまちに今から南島原はしていかんばいかん。もう高齢化社会、高齢化社会と空き家対策とか、そういういろんな問題がある中で、私は今回は特に少子化対策も市長の前向きな答弁がありましたので、ここで終わりたいと思います。今日もありがとうございました。(降壇) ○議長(林田久富君)  これで、10番、松永忠次議員の質問を終わります。 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 次の本会議は、明後日27日定刻から開きます。 本日は、これにて散会いたします。     午後4時15分 散会...